N.Tohda

ITコンサルタントとしての
限界を突破し、
NSSOLの企業価値向上を目指す。

SE(ITコンサルタント)
2005年入社

現在どのような仕事に携わっていますか?

お客様の課題解決だけでなく、
コンサルティングの「型」をつくり、
会社全体の課題解決力向上を
目指します。

お客様の課題解決だけでなく、コンサルティングの「型」をつくり、会社全体の課題解決力向上を目指します。

私は2005年にエンジニアとして入社しました。途中、社内のMBA取得制度を利用し海外へ留学した後、入社9年目に次のキャリアとしてITコンサルタントの道を歩みはじめました。「ITコンサルタント」と聞くと漠然としたイメージしかないかもしれません。NSSOLのITコンサルタントは「組織」、「人」、「業務プロセス」、そして「IT」を理解しお客様の業務・システム改革をリードしていくのが役割です。私のミッションは2つあります。1つ目は、お客様の業務・システムをどう改革するのか、システムをつくる前段階からお客様とともに構想を描くことです。例えば、顧客情報を管理し、顧客と長期的な関係性を構築することで収益を増加させるCRM(Customer Relationship Management)の全体構想。また、原材料・部品の調達から、製造、在庫管理、販売、配送までのモノの流れの最適化を図るSCM(Supply Chain Management)の全体構想。このように様々なお客様のプロジェクトに「参謀」として参加し、業務・システム課題を解決へと導いていきます。2つ目のミッションは、コンサルティングの方法論を全社に伝えていくことです。従来、ITは効率化の道具という側面が強かったのですが、最近はビッグテータ活用に代表されるようにITが経営戦略に直結するケースが増えています。ITコンサルタントが参加できるプロジェクトには数に限りがあるため、エンジニアや営業にも、ITコンサルタントに近い動きが求められています。そこで、参謀としての知見や経験を基に、コンサルティングの「型」をつくり、全社へ展開すれば、より多くのエンジニアや営業が高度な提案ができるようになります。私がITコンサルタントとして蓄積してきた知見や経験を会社全体にフィードバックしていくことで、NSSOL全体の課題解決力、ひいては企業としての価値向上に貢献したいと考えています。

ITコンサルタントの醍醐味は何ですか?

日本のあらゆる産業の課題に向き合い、
仲間とともに新しい挑戦を
続けられることです。

日本のあらゆる産業の課題に向き合い、仲間とともに新しい挑戦を続けられることです。

私が所属している組織には、難易度の高い課題から、AIやデータ分析といった最近のトレンドに関連する技術まで、様々な相談が持ち込まれます。日本のあらゆる業界の課題解決に向き合うと言ってもいいでしょう。そのため、常に最前線に立って、新しい挑戦を続けています。これほど刺激的な環境に身を置けること自体が、何事にも代えられない醍醐味だと感じています。一方で、ただ挑戦するだけでなく、課題解決の実現、つまりプロジェクトの成功を心がけなければいけません。そのためには、戦略・構想をひとりで描くだけではなく、営業、エンジニア、研究開発などの頼りになる仲間が必要不可欠です。ともに力を合わせて、個性をぶつけ合い、お客様を巻き込みながら、現場で本当に役立つ提案を練り、システム構築をしていきます。そのプロセスは、まるで学生時代にのめり込んだジャズのセッションのようだと感じます。ITの世界に飛び込む決意をした学生時代、そのきっかけとなったNSSOLの魅力を、まさに今、実感しています。

ITコンサルタントに必要な力は何ですか?

スキルだけでなく、
既知の領域・枠組みを自ら飛び超えて
挑戦し続ける姿勢が欠かせません。

スキルだけでなく、既知の領域・枠組みを自ら飛び超えて挑戦し続ける姿勢が欠かせません。

まず、ITコンサルタントに絶対に欠かせないものは、お客様以上にお客様のことを考え、リードしていく姿勢です。もちろん、姿勢だけではITコンサルタントとしてお客様の役に立つことはできません。スキルも重要です。私が考える、ITコンサルタントに求められるスキルは3つあります。1つ目はCRMやSCMといった特定の業務領域の知識や技術分野への強み。2つ目は既存の枠組みを超えて課題を捉えて考えるゼロベース思考や仮説思考、論理的思考。3つ目は、明確な答えのない曖昧な状況においても、検討プロセスを通じてお客様と社内メンバーの納得感を積み重ねながら、プロジェクト成功へと導くファシリテーション力です。時々、何年エンジニアとして経験を積んだらITコンサルタントになれるか質問を受けることがあります。NSSOLには挑戦する意欲と姿勢を何より尊重する風土が根付いていますから、最近では、入社5〜6年目でITコンサルタントになる若手も増えてきています。私自身、エンジニア時代に、プロジェクトの成功のためにあらゆる角度から考え、メンバーに情報を発信し、チームを牽引してきた経験が役立っています。ひとつひとつのプロジェクトにおいて、お客様の業務に対する理解を深め、様々な視点を養い、一定領域の知識や技術を磨くことはとても重要ですが、更にその先に、習得した領域・枠組みを自ら飛び超えて、明確な答えが見えない世界に踏み出していくことは、コンサルティングに欠かせない姿勢・スキル獲得の第一歩になると考えています。私たちは、変わり続けようとしているお客様と日々向き合っているのですから。

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