データ仮想化基盤:Denodo Platform
(リアルタイムデータ収集・配信基盤)

低コストかつ短工期で、リアルタイムのデータ収集・配信を実現

データ仮想化は、従来のデータ統合技術(Extract-Transform-Load(ETL)、データレプリケーション、データフェデレーション、Enterprise Service Bus(ESB))が実現する機能に加え、従来は難しかったリアルタイムのデータ収集・配信を、低コストかつスピーディに実現します。Denodo Platformは世界トップクラスのデータ仮想化製品として、データウェアハウスやデータマートを構築することなく、ユーザが企業内外の様々なデータにリアルタイムでアクセスし自由に活用できる環境を提供します。

特徴

  • 企業内外に様々な形式で散在するデータを、そのままデータソースとして用いて「仮想的な」リレーショナルデータベースを構築し、ビューを作成します。データウェアハウス等へデータを複製することなく、下流のアプリケーションやBIツール、エンドユーザ等に対して、データソースのリアルタイムデータを提供します。
  • RESTfulなデータ統合サービスのフロントエンドとして、データソース層とデータ利用層(ETL、ESB、その他のミドルウェア、アプリケーション、機器)を繋ぐことで、データの柔軟な活用が可能なデータサービス基盤を構築できます。
  • 個人情報保護に役立つセキュリティ機能や、エンタープライズレベルのパフォーマンスと拡張性を備えます。
  • アメリカ、ヨーロッパ、日本の主要金融機関における導入実績があります。
DATA VIRTUALIZATION

導入効果

  • 様々な一次データソースから直接データを収集し配信する仮想データベースの機能を用いて、発生したばかりの多様なデータをシステム等でリアルタイムに活用できるため、現状分析や意思決定の正確性・迅速性が高まります。
  • 目的別に構築していたデータウェアハウスやデータマートの役割を仮想データベースに置き換えることで、多様な目的別にデータベースを用意する必要がなくなるため、全体的な開発・保守コストが削減できます。
  • 様々な配信形式(ODBC/JDBC/SOAP Web Service/RESTFul API/CSV...)に対応するデータサービス機能とデータ系統分析機能により、データ利用層(エンドユーザだけでなくBIツールや業務アプリケーション、クラウドサービスetc)が共通の元データを利用可能となるため、様々なバージョンのデータが企業内に散在するのを防ぎます。

構成

  • データソースから直接収集したデータ、または部分的にキャッシュされたデータからなる仮想データベースを、単一の仮想データレイヤー上に構築します。物理データベース等へデータを複製する必要はありません。
  • 収集するデータやデータ結合に対する変更は仮想データレイヤー上にて行います。業務要件の変更に伴うデータの変更についても、ビューによって柔軟に対応できるため、従来のデータウェアハウスで必要だった大量のETLスクリプトの修正は不要です。
  • データベースやCSV等の構造化データだけでなく、ExcelやPDF、Webページなどの非構造化データも収集し統合できます。
  • データソースからリアルタイムデータを直接収集できるため、ユーザのBIツールを利用した分析やレポート作成にかかる時間を短縮するとともに、その品質向上に貢献します。
  • Active Directoryと統合可能なユーザとロールベースの権限管理、データセルレベルのアクセス制限機能、データマスキング、ユーザ別のセキュリティポリシー等、エンタープライズレベルのセキュリティ管理機能を備えます。また、誰がどのデータにいつアクセスしたかを追跡するデータアクセス監視機能を備えます。
  • データ系統分析機能、データ変更時の影響範囲分析機能、仮想データベースのカタログ検索機能といったデータガバナンス向上のための機能も充実しています。
denodo DATA VIRTUALIZATION

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