日鉄ソリューションズの社長をデジタルヒューマン化

~リアルタイムで対話が可能なオリジナルキャラクターを開発~

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置 和彦、以下「NSSOL」)は、企業向けデジタルヒューマン技術におけるリーディングカンパニー、デジタルヒューマン株式会社(本社:兵庫県芦屋市、代表取締役:荒尾 和宏、以下「デジタルヒューマン社」)と共同で、NSSOL代表取締役社長の玉置和彦をモデルとしたデジタルヒューマン(以下「デジタル玉置社長」)を開発しました。本開発により得たデジタルヒューマン技術と対話型AI・生成AIを組み合わせた開発知見を基に、デジタルヒューマンの社会実装および一層のデジタルサービス提供を進めてまいります。

デジタルヒューマン技術は、人間の姿や動作、感情表現を含む表情を精巧に再現したキャラクターに、AI等を駆使したインタラクティブなコミュニケーションを実現させる技術領域です。近年、海外のみならず国内での実用が進んでおり、今後は更なる技術の進展とともに、新たな顧客体験の提供や、労働人口の減少などの社会課題を解決する技術として、注目が集まっております。こうした背景を踏まえ、NSSOLは2024年8月26日にデジタルヒューマン社と販売代理店契約を締結しました。

今回、NSSOL代表取締役社長の玉置和彦をデジタルヒューマン化する取り組みによって、デジタルヒューマン社との協業深化およびデジタルヒューマン技術と対話型AI・生成AI技術を組み合わせる知見の獲得を図りました。

左:リアル玉置社長、右:デジタル玉置社長

デジタル玉置社長は、下記の特徴を備えたデジタルヒューマンです。

  • 本人(オリジナル)の3D写真と音声を基に、見た目と声を再現(音声は多言語に対応)
  • クライアント側でのGPU処理が不要で、オンライン上で動作が可能
  • 対話に合わせて豊かに表情やアクションを行うことが可能
  • 対話AI・生成AIと連携し、ユーザーからの発話と学習データに基づくリアルタイムの対話が可能

デジタル玉置社長は、今年度発表した「NSSOL 2030ビジョン」実現に向け、自らを変革し、先端のテクノロジーを操り、新たな挑戦を進める姿を象徴する存在として、言語や時間・空間の障壁を超えて、海外拠点を含む、国内外のイベントでの登壇や、本人の経験・思考を学習データとし、社員やお客様との対話応答などに活用していく予定です。

デジタル玉置社長の活用シーン例1:イベントでの登壇
  • 参考映像:デジタル玉置社長の登場・スピーチ動画はNSSOL公式YouTubeをご覧ください。
デジタル玉置社長の活用シーン例2:スマートフォンを用いた双方向対話

NSSOLは、企業のDXを推進し、社会の課題解決を推進するドライバーの1つとしてデジタルヒューマン技術を捉えています。社会課題解決を担う「Social Value Producer with Digital」を掲げ、周辺技術を含めたデジタルサービスを幅広く提供し、デジタルヒューマン社を始めとしたパートナーおよびお客様と共に社会へ貢献してまいります。

デジタルヒューマンと周辺技術の位置づけイメージ

以上

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