筑波大学と1500人以上の社会人を対象に「働く悩み」についての共同調査を実施

~「上司や上長に対する悩み」全体の40%が抱えたことがあることが明らかに~

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:森田 宏之、以下「NSSOL」)と筑波大学(所在地:茨城県つくば市、学長:永田 恭介、以下「筑波大学」)との共同研究の一環として、筑波大学 働く人への心理支援開発研究センターと、仕事に対して悩みを持つ1552人の社会人を対象に「企業就業者の職場の悩みや不安、不満に関する意識調査」を行いました。調査の結果、全体の40%が「上司や上長に対する悩み」を抱えたことがあるなど、働く人が仕事上において抱えやすい悩みの傾向が明らかになりました。本調査を含む共同研究の結果については、2023年度以降に論文として発表する予定です。

日本国内における各企業は、高齢化による労働人口減少を背景とした労働供給の不足※1への対応策の一つとして「従業員の生産性向上」が重要な課題となっています。NSSOLは、従業員の生産性低下の要因の一つに「仕事や職場に対する不満・不安といった悩みを原因としたエンゲージメント低下」があるという仮説のもと、従業員のエンゲージメント向上につながるキャリアリフレクションツール「なやさぽ」を2022年10月にリリースしています※2

NSSOLと筑波大学は、過去5年間に仕事で発生した悩みを抱えたことがある1552人を対象に、その具体的な内容に関するアンケート調査を実施しました。その結果、仕事で発生した悩みとして「上司や上長に対する悩み」を挙げる回答が最も多く、全体の40%を占めることを明らかにしました。詳細の調査結果については別紙にて公開しております。また、業種や職種といった働く人の属性毎の悩みの傾向や、複数の悩みを抱える場合の悩み同士の関係性、悩みの改善に効果的だった解決策も調査によって判明しました。

今後もNSSOLは、当社のパーパス「ともに未来を考え 社会の新たな可能性を テクノロジーと情熱で切り拓く」のもと、キャリアリフレクションツール「なやさぽ」を通じた働く人のエンゲージメント向上をはじめ、デジタルを活用した社会課題の解決に取り組んでまいります。

以上

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