NSSOLチーム、医療画像の最高峰国際会議MICCAI2020ワークショップにて汎化賞を受賞

日鉄ソリューションズ株式会社(以下、NSSOL)のシステム研究開発センターの社員から成るチーム(以下、本チーム)が作成しデータ分析技術のコンペティションプラットフォームKaggle(カグル)上で世界4※1となった分析モデルが、ペルーの首都リマで開催された医療画像ならびにコンピュータ支援治療の国際会議MICCAI2020※22020/10/42020/10/8)での追検証の結果、高い評価を受け、汎化賞(Generalization award)を受賞しました。

本チームがKaggle上で高い評価を得た画像データから前立腺がんステージを識別する「Prostate cANcer graDe AssessmentPANDAChallenge※32020/4/222020/7/22)は、医療画像分析研究への貢献を期待され、MICCAI2020のワークショップの一部として位置づけられています。コンペティション用のデータとは異なるデータを用いて上位チームのモデルが検証された結果、最も高い識別精度を持つモデルとして、NSSOLチームに汎化賞が授与されました。

NSSOLは、製造業をはじめ様々な分野でデータ分析技術やAI技術の現場適用の知見を蓄積してきました。効率的な機械学習を実現するAI開発プラットフォーム「KAMONOHASHI(カモノハシ)」4を今回のコンペティションを含め様々なプロジェクトで活用し、OSSとして外部提供も行っています。また、今年6月には、国内2例目となる認定医療情報等取扱受託事業者の認定を受け※510月からは国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託の下、医療画像分析をテーマにしたAI研究開発のプロジェクトを開始する6など、医療分野での研究開発も進めています。
今後もAI/機械学習技術、データ分析力の向上に励み、「ファーストDXパートナー」としてITを駆使し社会課題の解決を目指していきます。

以上