男子プロバスケットボールB.LEAGUE、リーグ戦の試合日程の作成に新日鉄住金ソリューションズが「試合日程自動作成システム(B.SCHEDULER)」を導入

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下 新日鉄住金ソリューションズ)は、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(本社:東京都文京区、理事長:大河 正明、以下 B.LEAGUE) のリーグ戦における試合日程の作成のための「試合日程自動作成システム(B.SCHEDULER)」を提供いたしました。

2016年9月22日(木・祝)より、男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」が開幕しました。B.LEAGUEには、それぞれ18のクラブが所属するB1リーグ・B2リーグがあり、試合数は1080試合に上ります。B.LEAGUEでは、リーグ戦の開幕に先立ち試合日程の作成を行いますが、膨大な組合せの中から、競技上の公平性を保ちつつ、個別事情を加味しながら試合日程を決定する必要があり、人手で作成することは困難です。

このたび、新日鉄住金ソリューションズは、「Jリーグ・マッチスケジューラー(*1)」の開発経験を活かし、B.LEAGUE版の「試合日程自動作成システム(B.SCHEDULER(*2))」を提供。採用されました。当システムでは、以下の特徴を継承しています。

①高速な日程案の導出(数分~数十分)を実現したことで、短時間でのシミュレーションが可能

②要望事項、公平性条件など両立できないときに、矛盾箇所を提示する機能で個別調整が可能

高速立案と矛盾点のフィードバック機能を活用することで、素早い立案サイクル、細部にわたる調整が可能となりました。またB.LEAGUE独自の条件をシステムに組み込むことで、複雑な試合日程の作成を実現しております。

新日鉄住金ソリューションズは、30年の長きに亘り、最適化手法をビジネスの現場に活用する情報システムを創り出して参りました。製鉄業における鉄鋼生産計画を出発点として、製造業にとどまらず、輸送業やサービス業など幅広い領域に最適化システム(*3)をご提供しております。

【当システムを利用した素早い立案サイクル】

【当システムを利用した素早い立案サイクル】

【参考情報】

(*1) 「Jリーグ・マッチスケジューラー」
Jリーグの年間対戦カードを自動立案するシステム。新日鉄住金ソリューションズが既存システムを刷新する形で開発し、2014年の試合日程作成より使用されています。
http://www.nssol.nipponsteel.com/casestudy/usercase/1440.html

(*2)B.SCHEDULER
B.LEAGUE における社内システム名称です。

(*3)最適化技術を用いた意思決定支援システム
http://www.nssol.nipponsteel.com/ss/detail/optimization.html

  • NS Solutions、NSロゴ、は新日鉄住金ソリューションズ株式会社の登録商標です。
  • その他本文記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

以上