(参考情報)新日鉄ソリューションズが導入した、国立環境研究所衛星データ研究解析用システムがGreen500 Top10にランクイン

このたび米国 ルイジアナ州 ニューオリンズにて開催されたSC10(世界最大のHPC(高性能計算機:high performance computer)に関する国際会議・学会)において、新日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:北川三雄、以下 新日鉄ソリューションズ)が今年3月に独立行政法人 国立環境研究所(所在地:茨城県つくば市、大垣 眞一郎理事長、以下国立環境研究所)へ導入した温室効果ガス観測技術衛星 GOSAT(「愛称:いぶき」)プロジェクトの衛星データ研究解析用システム(GOSAT RCF)が世界のスーパーコンピュータの環境性能を競う最新ランキングであるGreen500でTop10にランクインし、性能のみを競うTop500においても102位にランクインしました。

本システムは、日本SGI製の160台のCPU/GPUハイブリッド計算ノードを採用し、合計CPU1280コア、GPU320台を有しています。計算の能力を表す倍精度浮動小数点演算性能実効性能値は74.84TFlops、今回Top10にランクされた電力あたりの実効性能値は636.36MFlops/Wattとなります。
※詳細は2010年5月19日付けプレスリリースを参照。

新日鉄ソリューションズでは、今回の納入で得た地球環境に配慮した大規模CPU/GPUハイブリッドコンピューティングシステム構築の知見を活かし、低消費電力且つ高効率なITインフラソリューションの提供に注力していきます。

以上