MES

グローバル製造業に、今必要なグローバル対応次世代型MES。

製造業における工場の海外進出が一層加速しています。また、事業環境変化に対応するための製造現場の変化即応力もますます重要となっています。従来型の拠点別MESでは、新製品立上のスピードUPや工場間を跨ぐトレーサビリティ担保が困難などの課題が顕在化しています。今、グローバル製造業が必要としているのは、変化への柔軟な即応力を持ちつつ、グローバルでの工場業務標準化推進とデータ統合が実現でき、標準化の枠組み中に各工場の固有要件も織り込める、新たな統合型MESだと考えます。
日鉄ソリューションズは「グローバル型MES構築の豊富な経験」と「お客様のビジョンを実現する課題解決力」を併せ持つパートナーとして、お客様のグローバル対応次世代型MES導入を強力に推進致します。

特徴

次世代MES「DELMIA Apriso」はお客様のグローバル展開を強力に支援します。

製造実行層に求められる機能を幅広くカバーするスイート型MESパッケージ

DELMIA Aprisoは製造だけでなく、品質管理・倉庫管理・従業員管理・設備管理と製造実行における主要領域を全てカバーする スイート型MESパッケージです。とりわけ従来型のMESパッケージではカバーしていなかった標準化、グローバル展開に強みを発揮します。製造に関する各種情報を1システム上に統合することで、様々なメリットが期待できます。

DELMIA Apriso

拠点展開を容易にするパッケージの機構

DELMIA Aprisoのコアモデル・アプローチは各拠点間の共通機能をコアモデルと定義し、貴社独自の強み(個別要件)については差別化要件として取り込むことが可能です。Center of Excellence(COE)はHQでシステムの統制をかけながら、各拠点へ同一の仕組みを提供する機構です。強みを活かしながらも展開費用やメンテナンス性の点で利点があります。

DELMIA Aprisoのコアモデル・アプローチ
DELMIA Aprisoのコアモデル・アプローチ
DELMIA Aprisoのコアモデル・アプローチ

統合データモデルに裏付けられた拠点間を跨るトレーサビリティの担保

DELIMIA Apriso導入により製造の5M(Man、Machine、Material、Method、Measure)情報を記録し、拠点間のデータ連携を同じApriso上で実現することで、中間品が拠点を跨って完成品となるようなケースでも、一貫したトレーサビリティを確保できます。昨今、世界的に製造物責任が問われる中で、問題発生時の影響範囲の迅速な特定に強みを発揮します。

標準開発ツールによる、高い生産性と柔軟性の獲得

Aprisoの標準開発ツールであるプロセスビルダーの機構は、標準で用意されているビジネスコンポーネントを組み合わせて業務フローを定義していく開発手法を取ります。ツールを用いた標準的な開発手法を用いることで高い生産性を発揮するとともに、バージョンアップ時の負荷を低減します。また、ツールの利用を習熟すればユーザー自身での修正や開発も可能です。

MOM(Manufacturing Operations Management)プラットフォーム

導入効果

主に下記の様な効果が期待できます。

迅速なグローバル展開

標準化MESによる迅速なグローバル拠点展開

グローバル可視化

標準化MESによる生産拠点状況のグローバル可視化

現場の改善力強化

各生産拠点製造ボトルネック可視化による、改善活動へのフィードバック

複数拠点展開時のトータルコスト低減

標準化・差分開発により多拠点展開時の費用逓減が可能

導入実績

  • 自動車部品メーカー向けのグローバルMES構築
  • 住宅設備機器メーカー向け大規模MES構築
  • 食品メーカー向けMES構築
  • 自動車メーカー向け生産物流の可視化システム構築

関連するプロダクト

  • DELMIA Apriso(Dassault Systèmes社製)

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