契約・課金管理

消費者や事業会社からの様々な要求に応えて、ネットワークサービスの利用シーンを拡大させることが期待されているMVNO(*)事業者様向けに迅速なサービス立ち上げを可能とする契約・課金管理システムの短期導入を実現します。

ネットワーク利用コストの低廉化やスマートフォンを始めとする各種デバイスの進歩により、MVNOに対する社会的なニーズはますます増大しています。こうした変化は急速に進むため、MVNOの事業やサービスメニューは、その企画から開始まで、短い期間で実現することが求められています。
契約・課金管理システムは、料金プランの設定後、ユーザの加入受付を行ってサービスオーダーの発行により、ユーザのサービス利用が開始されてから、請求根拠となる各種データの管理と請求データの作成、回収管理まで、基幹業務のプロセスをサポートするシステムで、非常に複雑な機能を有しているため、その構築に時間が掛るものでした。
当社では、関連するネットワークシステムに関する知見、業務プロセスに関する知見、スクラッチやパッケージを活用した実装に関する知見を総合したMVNO基盤業務システム設計テンプレートにより、短期間でのシステム導入を可能とします。

(*) Mobile Virtual Network Operator 仮想移動体通信事業者

特長

MVNO基盤業務システム設計テンプレートにより、事業計画に沿った料金プラン策定から、契約業務の例外処理、MNOや社内外の関連システムとのサービスオーダーの授受など、プロジェクトの工程を左右するポイントを事前に洗い出し、検討から実装に至るまで、プロジェクト期間の最短化を実現します。

事業の基幹システムとして、契約・課金管理システムは、非常の多くの機能を有しています。MVNO基盤業務システム設計テンプレートでは、予め定義された現実的なユースケース群を用いて、こうした機能要件の洗い出しを効果的に行い、効率的な実装指針を元にプロジェクトを推進することにより、開発ボリュームの低減と開発期間の短縮を図るものです。MVNO基盤業務システム設計テンプレートは、弊社のプロジェクト経験やeTOM(*)等の知見を反映しており、短期的な効果のみならず、構築したシステムを長期にわたり活用できる効果も生み出します。

(*) eTOM : enhanced Telecom Operation Map

契約・課金管理システムの位置づけ

導入効果

  • MVNO通信事業者は、早期かつ低コストでの事業の立上が可能となります。
  • 契約・課金管理システム及びポリシーベースのネットワーク制御システムの組み合わせにより、ビジネスの変化に追従することが可能な柔軟なシステムを導入することができます。
  • MVNO基盤ソリューションは、3GPPを意識した技術体系に基づいており、将来的ないわゆるフルMVNOへの移行対応が容易なシステムが導入できます。

ソリューションを構成するプロダクト

  • MVNO基盤業務システム設計テンプレート
  • 各社商用パッケージ製品

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