デジタルイノベーション共創プログラム
Angraecum(アングレカム)

企業のイノベーションに立ち塞がる壁

持続的な事業成長、提供価値変革、その先にあるPurposeの実現に向けて、イノベーションを興す取り組みをスタートされる企業が増えていますが、多くの企業で取組が途中で止まってしまうといった事象が発生してしまいます。

3つの壁

イノベーションを起こしたいと思っているのに実現にまでたどり着けない理由は概して以下の3つに起因します。

  • 人の壁
  • アイデアの壁
  • 開発スピードの壁

人の壁

日本企業では旧態依然とした前提による人事評価制度が習慣として残っており、この風土がプロジェクトを推進するリーダーの判断とチームの行動に影響を与えがちです。失敗の可能性のある積極的なチャレンジよりも足並みをそろえることや安全な方向の判断をする傾向があり、このようなマインドがイノベーションを阻害します。

アイデアの壁

既存のサービスの延長上のアイデアは本来イノベーションを推進するには向きませんが、組織のバイアスや意思決定者の声の大きさにより、こういったものが選ばれてしまう傾向があります。
一方、既存のサービスの延長上にないアイデアが出た場合、今度はアイデアをビジネスモデルへ昇華できないといった困難に直面してしまいます。

開発スピードの壁

机上の検討を終え、いざプロトタイプを作成しようと見積をとったら、年単位での時間がかかると言われるケースが往々にしてあります。プロトタイプに時間がかかれば、資金調達・製品開発の早いスタートアップなどの他のプレーヤーにポジションを取られてしまうリスクも生じますし、時間をかけてしまったが故に撤退の決断ができない状況に陥ってしまいます。

壁の壊し方

NSSOLでは、お客様の既存事業変革や新規事業立ち上げの共創プログラムを提供しており、数十件の実績があります。この経験や実績を通じ、上記の3つの壁にはそれぞれ有効な対応があると考えています。

「志の高いチーム形成」(人の壁)

自分のなかに眠る興味・好奇心・疑問そこから生まれた自分なりの答えは人間を動かす原動力です。リーダーとチームメンバーの原動力を引き出し、それをイノベーションと結びつけることが大切です。NSSOLでは、アート思考に基づいた独自のプログラムにより、イノベーションに人生をかけられるリーダーと人生をかけてそのリーダーを支えるチームの形成をしてきました。

「より本質的な課題創出」(アイデアの壁)

イノベーションを起こすためには、付加価値を生むオポチュニティーを発見することが大切です。有望なアイデアをチームから引き出すためには、伝統的なロジカルシンキングの手法もさることながら、科学的なアイデア創出ツールを使うことで質が格段に上がることをNSSOLでは実感しており、VISITS Technologies株式会社のideagramの技術を活用しています。

また、アイデア付加価値を生むビジネスモデルにするためには課題の解決に向けユーザー体験を本質的な価値として提供できるようプランニングすることが重要で、デザイン思考によりこれを実現するのが有効と考えています。

「IT実装による具現化」(開発スピードの壁)

コンセプトを具現化する場合、提供するユーザー体験の付加価値を意識し、ユーザーインターフェイスや機能で付加価値を産む要素は何なのかを吟味し、要素を最小限にすることが必要です。NSSOLは、SIerとして培った豊富な経験と高度なIT知見を活かし、圧倒的なスピードかつ最適な設計でコンセプトをIT実装しています。

企業のDX推進を加速するデジタルイノベーション共創プログラム「Angraecum」

NSSOLでは、イノベーションの最初期段階から共創し、最終的には創出した価値を共有する、デジタルイノベーション共創プログラム「Angraecum」(アングレカム)を2020年10月より正式なサービスとして提供しています。

企業のDX推進を加速するデジタルイノベーション共創プログラム「Angraecum」

Angraecumは、新規事業開発、業務プロセス改革、組織の最適化などのイノベーションを目指すお客様に効率的なデジタルイノベーシを支援するプログラムです。
チーム形成・課題創出から事業化までをワンストップでご支援することができ、ご支援内容についても、お客様の課題やご要望に合わせ、必要となる機能をピックアップし、オーダーメイドでご支援内容をご提案させていただくことも可能です。
NSSOLの最大の競争力であるデジタル技術力を結集し、豊富なイノベーション人材と推進ノウハウにより、スピーディーな検証(PoC開発、IT実装)と洞察(エンドユーザや従業員へのインサイト発掘)を以て、お客様のDX推進を全面的に支援いたします。

見積もり、提案依頼はお問い合わせください。

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