日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置 和彦、以下「NSSOL」)および日鉄ソリューションズ九州株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:北沢 聖、以下「NSSOL九州」)は、国立大学法人埼玉大学(所在地:埼玉県さいたま市桜区、学長:坂井 貴文、以下「埼玉大学」)の教務事務システムを「CampusSquare(キャンパススクエア)」へ刷新し、その稼働基盤として「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」の構築・導入を支援しました。
なお、NSSOLグループでは、これまで埼玉大学をはじめとする国立大学6校を含む全国16大学に対し、CampusSquareとOCIを組み合わせた導入を支援してまいりました。
背景
埼玉大学は、5つの学部と大学院を有する総合大学として、1949年の創立以来、埼玉県唯一の国立大学として地域と連携した教育・研究活動を展開しています。同大学では、学内外の関係者が利用する教務関連情報の連携強化、可用性・災害対策・セキュリティの向上、新学期などの業務負荷変動への柔軟な対応を目的に、これまでオンプレミスで運用してきた教務事務システムの刷新を検討していました。また、刷新にあたっては、上記に加えて、少子化による学生減を背景とした大学運営の変革期に対応し、学内外をシームレスに連携して基幹データを統合的に管理できる仕組みづくりが求められていました。
CampusSquareは、学務・教務を中核に、学生生活に関わる幅広い業務を支える教務事務システムとして、全国100校以上の導入実績を持っています。また、OCIは可用性や災害対策、セキュリティに強みがあります。
こうした背景から、埼玉大学は教務事務システムをCampusSquareへ刷新し、その稼働基盤としてOCIを採用しました。新システムはすでに稼働を開始しており、安定的に運用されています。
本プロジェクトの特長
本取り組みでは、大学業務に特化した教務事務システムであるCampusSquareの知見を持つNSSOL九州と、OCI基盤構築の知見を持つNSSOLが連携し、システム刷新とOCI上での稼働環境構築を支援しました。
本プロジェクトにおける主な特徴は以下の通りです。
可用性と災害対策の強化
OCI上での可用性を確保し、システム障害や災害が発生した場合でも業務影響を最小限に抑えます。大規模災害発生時にはバックアップデータから迅速に復旧し、大学の運用を継続できる仕組みを備えています。また、ハードウェアやソフトウェアの障害発生時には、大学側からの要請を待たずにNSSOL九州が暫定対応および恒久対応を迅速に実施する体制を整えており、安定した運用を支えています。
高速かつ安全性の高いネットワーク接続と強固なセキュリティ
OCIとエンドユーザー環境間の専用プライベート接続サービス(FastConnect)と、学術情報ネットワーク(SINET)を活用し、セキュリティの高いネットワーク接続を実現しています。これにより、学内外のデータ連携を安全に行える環境を整備しました。
また、ゼロトラスト原則(アクセスごとに利用者や端末を確認する考え方)に基づいた多層防御を採用し、クラウド環境全体を堅固に保護しています。学内外からのアクセスに対しても高水準のセキュリティを確保しています。
オンプレミスからのスムーズな移行とリソースの柔軟性
これまでの構築実績を活かし、OCI上での稼働環境をスムーズに構築し、オンプレミスからクラウドへの迅速で安定したシステム移行を実現しました。
また、新学期などの業務負荷の変動に合わせて、サーバー性能を柔軟に変更できる環境を実現しています。これにより、効率的なシステム運用が可能になるとともに、データ転送量を含めたトータルコストの最適化にもつながっています。
今後もNSSOLグループは、当社のパーパス「ともに未来を考え 社会の新たな可能性を テクノロジーと情熱で切り拓く」のもと、高い信頼性と安全性を備えたクラウドサービスの提供を通じ、教育機関のデジタル化や業務効率化に貢献してまいります。
以上
