行政機関向け「NSDDDクラウド for Government 情報公開事務支援ソリューション」の提供を開始

~AIを活用し、情報公開事務や個人情報開示請求の対応を効率化~

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置 和彦、以下「NSSOL」)は、行政機関における情報公開事務および個人情報開示請求対応を効率化するクラウドサービス「NSDDD(エヌエスディースリー)クラウド for Government 情報公開事務支援ソリューション」(以下「本サービス」)の提供を、2026年7月に開始します。
本サービスは、行政文書の検索や閲覧、AIによる不開示判断支援、オンラインでの閲覧・交付などを通じて、情報公開事務や個人情報開示請求への対応に関わる一連の業務効率化を支援するものです。

背景

情報公開制度は、行政機関が保有する文書の開示を通じて説明責任を果たし、国民に開かれた行政の実現を図るうえで重要な制度です。総務省は、情報公開制度の施行状況に関する調査結果を毎年度公表しており、各行政機関には情報公開事務の適正かつ円滑な運用が求められています。
また、行政機関は個人情報保護制度に基づき、本人からの保有個人情報の開示請求にも対応する必要があります。これらの事務では、行政文書や保有個人情報の検索、開示・不開示の判断、不開示部分の処理、通知書の作成、閲覧・交付対応など、多岐にわたる業務が発生します。
こうした業務には、法令・条例の解釈や個人情報保護に関する専門性が求められるため、担当職員への負荷集中や業務の属人化が課題となっています。また、業務品質を維持しながら、利用者の利便性向上と職員の業務負荷軽減を両立する効率的な業務運営が求められています。

本サービスの概要

本サービスは、行政文書の検索や閲覧、AIによる不開示判断支援、オンラインでの閲覧・交付などに対応する情報公開事務支援システムです。情報公開事務や個人情報開示請求への対応の流れと、本サービスによる主な支援範囲は以下のとおりです。

情報公開・個人情報開示請求事務の流れと本サービスの支援範囲

「NSDDDクラウド for Government 情報公開事務支援ソリューション」の主な機能

1. 行政文書公開機能

行政機関側はLGWAN(総合行政ネットワーク)環境から行政文書目録や公開対象となる行政文書情報をアップロードでき、公開業務に係る作業負荷を軽減できます。
公開された行政文書は、住民や請求者が24時間いつでも、どこからでも検索、閲覧、ダウンロードできます。これにより、行政情報を取得しやすい環境を整備し、住民サービスのさらなる充実を支援します。

2. 不開示判断支援機能

AIを活用し、開示文書に含まれる不開示部分の候補を抽出することで、職員による不開示判断を支援します。導入団体の条例やガイドラインを参照し、各団体の判断基準に沿った確認作業を補助します。また、手動による不開示部分の指定や理由作成にも対応し、黒塗りファイル作成業務の省力化に寄与します。さらに、過去の答申情報を生成AIで検索し、判断材料となる参考情報を提示することで、職員の確認作業を支援します。

3. 電子閲覧・交付機能

行政機関職員は、閲覧・交付手続きのオンライン化により、窓口対応や閲覧時の立会い、交付手続きに係る負担を軽減できます。開示決定通知書の作成や、請求から交付までのステータス管理にも対応しています。また、本人確認や手数料支払いをシステム上で実施できるため、住民や請求者の窓口訪問負担を軽減します。

  • 上記機能は、導入団体の運用に合わせ、必要な機能のみを選択してご利用いただけます。

本サービスに加え、既存のNSDDDクラウド for Governmentが提供する「個人情報ファイル簿作成公開機能」および「匿名加工情報提供制度対応機能」と組み合わせることで、行政機関における情報公開事務や個人情報管理に関する業務のさらなる効率化に貢献してまいります。

以上

関連リンク