日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置 和彦、以下「NSSOL」)は、産直流通のリーディングカンパニーである株式会社農業総合研究所(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役社長:堀内 寛、以下「農総研」)と、農産物流通のビジネスモデル変革を目的とした事業提携契約を締結いたしました。本提携により、NSSOLはB2B2B業界特化型ECプラットフォーム「NS Eclipa(エヌエス・エクリパ)」を基盤とする農産物流通プラットフォーム(以下「農産物流通PF」)を提供し、農産物流通における需給最適化に共同で取り組んでまいります。
株式会社農業総合研究所 執行役員 CTO 加藤 弥生氏
株式会社農業総合研究所 代表取締役社長 堀内 寛氏
NSSOL 流通・サービスソリューション事業本部 執行役員 事業本部長 中橋 憲悟
NSSOL 流通・サービスソリューション事業本部 営業本部 営業第一部長 有村 研治
NSSOL 流通・サービスソリューション事業本部 第一事業部 ネットサービスディベロップメント第一部 グループリーダー 原田 大輝
背景
農産物流通業界は、1990年代以降の食文化の多様化や人口減少による需要の減少に加え、近年では天候不順による収穫量の変動、肥料や資材の価格高騰、高齢化や後継者不足といった複合的な課題に直面しています。こうした時代背景や環境の変化がある一方で、従来の商流や商慣習が継続しており、生産者から消費者までのサプライチェーン全体で情報が十分に共有されていません。その結果、需要と供給の最適化が図られず、業界全体として十分な収益を上げにくい構造になっています。
こうした課題を解決するには、サプライチェーン全体において消費者の購買量(需要)と農産物の生産・流通量(供給)を可視化し、需要に基づいて供給量を決定する仕組みや施策を導入することで、需給の最適化を図ることが重要です。
事業提携内容
農総研は、「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする」というビジョンのもと、全国約10,000名の生産者と約2,000店舗の小売店を結ぶ「農家の直売所事業」や「産直事業」を展開する、産直流通のリーディングカンパニーです。
このたび農総研は、新規事業として、生産者から流通事業者、小売店に至るサプライチェーン全体を対象に、需給最適化を軸としたレベニューシェア型のビジネスモデルを推進していく方針です。
本提携において、NSSOLはB2B2B業界特化型ECプラットフォーム「NS Eclipa」を基盤とした農産物流通PFの開発およびシステムサービスの提供を全面的にサポートすることで合意いたしました。
「NS Eclipa」サービス概要
「NS Eclipa」は、NSSOLが多くの業界で培ってきたEC構築・運用の知見をもとに開発したB2B2B業界特化型ECプラットフォームです。一般的なECサービスでは対応が難しい業界固有の商慣習や業界課題に柔軟に対応できる点を特長としています。
想定する課題と主な特長は以下の通りです。
想定する課題
- サプライチェーン全体で需要を可視化できておらず、需給が最適化されていない業界
- 中間業者が多く、非効率な業務、相対取引、在庫リスクなど商慣習への対応が求められる業界
- 受注生産・加工処理、業界慣習など標準的なECサービスでは対応ができない業界
機能・特長
- 標準的なEC機能の他、B2B取引で求められる相対取引、リクエスト注文、ステータス管理、製品保証・検査証明等の帳票管理、認証認可、ワークフロー機能を搭載
- フロント画面・機能は、業界固有の商慣習に併せたカスタマイズを行い最適化して提供
- 複雑な商品構成、特殊なステータス管理、消化仕入など業界固有の商慣習にも柔軟に対応可能
- 需要の可視化を実現するデータ管理、販売分析機能を提供
今後もNSSOLは、弊社が目指す姿である「Social Value Producer with Digital」の実現に向けて、「NS Eclipa」の提供をはじめとした社会・業界課題の解決、ビジネスモデル変革による価値提供に貢献してまいります。
以上
