インフォマートの基幹システムをOracle Cloud Infrastructureへ移行

~処理性能の大幅な向上と運用コスト38%削減を見込む~

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置 和彦、以下「NSSOL」)は、このたび、株式会社インフォマート(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:中島 健、以下「インフォマート」)の主力事業である「BtoBプラットフォーム」のシステム基盤および大規模データベースをOracle Cloud Infrastructure(OCI)に移行したことをお知らせいたします。この移行により、システムの安定性を強化し、処理性能を大幅に向上させるとともに、運用コストの38%削減を見込んでいます。

インフォマートは発注や請求などの企業間取引をデジタル化するソリューション「BtoBプラットフォーム」を約120万社に提供しています。主力のフード業界に加え、他業界への事業拡大や、在宅勤務制度の定着に伴う利用企業の増加により事業が急成長する中、従来のオンプレミスのシステム基盤では月末・月初におけるシステム負荷の増加が問題視されており、柔軟なサーバーリソースの調整が急務となっていました。また、利用件数の増加に伴う機器の増設費用や運用費用の高騰も大きな課題となっていました。

NSSOLは、34年にわたるOracleソリューションの実績を活かし、経験豊富なエンジニアによる綿密な計画のもと、OCI GoldenGateを活用し大規模データベースとなるインフォマートの基幹システムを限られたサービス・メンテナンス時間内でOCIに移行することに成功しました。また、高性能なデータベース基盤をクラウド環境で提供する「Oracle Exadata Database Service」を導入することによって、システムの安定性が劇的に改善されたほか、柔軟なリソース調整が可能となったことでビジネス変化へのアジリティも飛躍的に向上しました。さらに、NSSOLの運用サービス「emerald(エメラルド)」およびOracleアドバンストサービスの採用により障害対応能力も強化され、2024年の移行後、システムの安定性向上に貢献しています。

なお、詳細については、NSSOL Webサイトの事例紹介サイトをご参照ください。

今後もNSSOLは、当社のパーパス「ともに未来を考え 社会の新たな可能性を テクノロジーと情熱で切り拓く」のもと、企業価値向上に貢献するべく、時代の変化に対応した最適なソリューションを提供してまいります。

以上

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