M³DaaS for AVD with Azure Stack HCIの提供を開始

~オンプレミスとクラウドを融合した新たな仮想デスクトップサービス~

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置 和彦、以下「NSSOL」)は「M³DaaS(エムキューブダース)for Azure Virtual Desktop」の新たなラインアップとして、Microsoft Azure Stack HCIを基盤とした仮想デスクトップサービス「M³DaaS for AVD with Azure Stack HCI」を2024年10月より提供開始します。

ハイブリッドワークの恒久化やサイバーセキュリティ対策の強化により、仮想デスクトップの利用が拡大しています。その中で、Azure Virtual Desktop(以下「AVD」)は、Microsoftがパブリッククラウド上で展開する仮想デスクトップサービスです。AVDは、VDI(Virtual Desktop Infrastructure)リソースの効率性やライセンスのメリットにより、費用対効果が高いサービスとして利用が拡大しています。AVD for Azure Stack HCIは、AVDの特長・優位性を保持したままオンプレミスに仮想デスクトップを展開でき、さらにMicrosoft Azureとの親和性を一層高めたハイブリッドクラウドソリューションです。

NSSOLでは2011年より仮想デスクトップサービスM³DaaSを提供し、「いつでも、どこでも、どんな仕事も、どんなデバイスからでも」オフィスと同様のセキュリティと利便性を兼ね備えた業務環境を提供し続けてきました。Microsoft社、Dell Technologies社、NVIDIA社とのアライアンスによる共同検証を終え、新たにM³DaaS for AVD with Azure Stack HCIをラインアップに加えることで、お客様のニーズに応じた最適なクライアント環境の提供が可能となります。

M³DaaS for AVD with Azure Stack HCIの特長

  • アプリケーションや重要なユーザーデータをオンプレミスに保持するため、セキュリティ要件を加味しながらAVDを利用可能
    オンプレミスAVD環境でもAzureサービス(セキュリティログ収集・分析、ポリシー管理等)が利用可能
  • Windows 10およびWindows 11マルチセッションによるコスト削減
    1台の仮想マシンに複数ユーザーを集約可能
  • Windows 10 Extended Security Updates(ESU)無償提供のメリットを享受
    アプリケーション要件等でWindows 10をオンプレミス環境で延命したい場合、OSサポート延長費用を追加することなく継続利用が可能
  • Microsoft社、Dell Technologies社、NVIDIA社との強固なアライアンスにより最新テクノロジーに追随
    Microsoft社の認める最上位モデル「Premier Solutions」であるDell Technologies社の「Dell APEX Cloud Platform for Microsoft Azure」を採用
    NVIDIA社のNVIDIA vGPU(仮想GPU)により、CADなどの設計業務や動画編集などの演算負荷の高い作業を高速化。さらに、グラフィックス処理をCPUにオフロードすることで、全体的なCPU負荷を軽減し、ユーザーエクスペリエンスを向上

NSSOLの強み

  • パブリッククラウド、プライベートクラウド両環境の仮想デスクトップの導入・運用で培ってきた豊富なノウハウ
    設計、構築、運用保守まで一括提供することで、導入企業の運用負荷を抑えつつ仮想デスクトップの高い安定性を保持
  • 仮想デスクトップやネットワーク・セキュリティを含むデジタルワークプレース全体のトータルソリューションを提供可能
    セキュアなFAT端末である「セキュアPC」など他のクライアントソリューションとの使い分けも可能

今後もNSSOLは、当社のパーパス「ともに未来を考え 社会の新たな可能性を テクノロジーと情熱で切り拓く」のもと、企業価値向上に貢献するべく、時代の変化に対応した最適なソリューションを提供してまいります。

以上

関連リンク