エネルギー業界のDX実現を目指し、北海道電力にHOTnetとともにローカル5Gシステム(4.8GHz帯)を導入

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置 和彦、以下、NSSOL)は、北海道電力グループの北海道総合通信網株式会社(以下、HOTnet)のローカル5G(4.8GHz帯)の無線局免許取得を受け、現場業務効率化によるDX実現に向けて、北海道電力株式会社(以下、北海道電力)の発電所構内におけるローカル5Gシステムを、HOTnetとともに導入(2023年11月1日)しました。

北海道電力では、DXの推進による火力発電所現場業務の生産性向上に向けて、現場内で大容量データの送受信に伴う通信制限や公衆無線通信電波の不感帯エリアが生じるなど通信環境に課題がありました。
こうした課題を解決するため、2020年12月から苫東厚真発電所において、当社が導入を支援したローカル5G装置の実地検証を行い、発電所への導入が有効な手段であることを確認しました。

ローカル5Gは広域な大容量通信を必要なエリアに構築できる自営無線網の技術として、従来の通信環境では実現できなかった、映像を用いた遠隔監視や現場作業の効率化など、様々なユースケースで使われています。

NSSOLは、製造業をはじめとする幅広い業種・業界の企業のシステム構築、通信キャリア向けのネットワーク構築など様々な知見・ノウハウを活かし、他に先駆けてローカル5Gサービスを日本国内で提供しています。今回の導入を通じて、HOTnetとともにエネルギー業界のDX実現を目指していきます。

今後もNSSOLは、「ファーストDXパートナー」として、アプリケーション・基盤・通信を含めたトータルDXソリューションを提供し、日本のインダストリー4.0の実現に貢献していきます。

以上

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