日鉄ソリューションズ、エクサウィザーズと業務提携

~両社顧客のDX推進に向けた販売・提供力強化のための包括的なパートナーシップ~

日鉄ソリューションズ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:玉置 和彦、以下「NSSOL」)と株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:春田 真、以下「エクサウィザーズ」)は、本日、業務提携に関する基本合意書を締結いたしました。今後も両社は更に協業・連携領域を拡大し、両社事業の拡大とITを通じた社会課題の解決に向けて邁進してまいります。

業務提携に至った背景

NSSOLは、「ITを通じた社会課題の解決」をサステナビリティ経営のマテリアリティ(サステナビリティ重要課題)のひとつと設定し、「ファーストDXパートナー」というビジョンの下、顧客と深い関係性を築き、顧客のITシステムを支えるとともに、顧客ビジネスの将来像を語り、その実現に向けて挑戦・伴走し、顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)進展に深く貢献することを目指しています。
具体的には、多くの日本企業のAI活用及び定着、利用拡大において成功に導くパートナーとして、AIによるデータ分析や数値予測を業務活用できる機械学習プラットフォームのDataRobot社(米国)より、世界No.1の販売代理店として「Top Reseller Partner Award WorldWide」を受賞(2023年4月)、またデータ分析プラットフォームのTalend社(米国)より、パートナーエコシステムの成長に最も貢献した企業として「Innovative Partner of the Year(APAC)2022」を受賞(2023年1月)する等の実績を有しております。

エクサウィザーズは、「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」ことをミッションに掲げています。独自開発のAIアルゴリズムと、様々な業界や業務に関する知見を組み合わせたAIサービスを顧客及び事業提携先に開発・提供することで、日本企業全体の生産性向上をはじめ、多様な領域における社会課題の解決に取り組んでおります。
2022年5月11日には、AI/DXソフトウェアを顧客が内製し、運営することを可能にする開発環境「exaBase Studio」を発表しました。幅広い産業での実用ユースケース、導入に向けてのノウハウが格納されたexaBase上で管理されるエクサウィザーズ保有のAIモデルに加え、外部のモデルや内製で開発したモデルも含めて自由に統合し、効率的なAIソフトウェアの設計・開発環境の構築を、今年度のローンチに向けて推進しております。

上記背景の中、両社においてexaBase Studioの販売・提供や顧客のDX推進のコンサルティングを通じた対応領域の拡大、実行力の強化について、目指す将来や両社事業の拡大に向けた取り組みに関して協議し、業務提携の合意に至りました。

業務提携の概要

今回の業務提携により、NSSOL及びエクサウィザーズは、両社の有する顧客基盤や営業戦略、顧客業務に関するドメイン知見、デジタル及びAI領域における技術力及び事業開発力並びに人材育成ノウハウを相互に活かし、主に以下の取り組みを行ってまいります。

  1. exaBase Studioを中心とした営業連携による、両社の提供サービスの補完
  2. NSSOLによるエクサウィザーズプロダクト(exaBase DXアセスメント&ラーニング等)の販売代理
  3. エクサウィザーズのAIプラットフォーム事業を通じた、NSSOL顧客に対するDX推進のコンサルティングや、事業開発サービスの提供等

両社はこれらの業務提携を通じて、両社顧客のDX推進やITを通じた社会課題の解決に向けて邁進してまいります。

以上