間接材購買業務をSaaS上で完結させる電子契約サービス「HATCHUB/ハッチューブ」を2022年7月より提供開始

~電子帳簿保存法にも対応、バックオフィスのペーパーレスを強力に推進~

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:森田 宏之、以下「NSSOL」)は、バックオフィス業務のペーパーレス化を進めることで業務効率化・リモートワーク推進を支援することを目的とした、間接材購買業務に特化した電子契約サービス「HATCHUB/ハッチューブ」の販売を2022年7月より開始致します。

昨今COVID-19への対応や働き方改革への機運の高まりを背景に、日本国内の各企業ではリモートワークへの移行が進んでいます。しかし現状では、紙での原本管理や書面の郵送などが発生するバックオフィス業務を担う部署では出社が余儀なくされているケースも多く見受けられます。またSDGsでは気候変動への対策が目標の一つに掲げられており、地球温暖化を抑制するためのペーパーレス化の推進は各企業にとって重要な課題となっています。
バックオフィス業務のなかでも、特に間接材購買業務と呼ばれる、事務用品をはじめとする製品の原材料以外の資材の調達・購買を主に行う業務では、見積・発注といった多くの業務が押印を前提とした紙での作業を中心に行われています。こうした購買契約それぞれが紙媒体で管理されている状態は、リモートワーク推進を妨げるだけではなく、物品の購買データが個別に管理されているため、物品の資産登録や購買記録の連動処理といった、全社システムへの連携に必要となる業務負荷増大につながります。

今回NSSOLは顧客企業が抱えるこうした課題を解決するため、間接材購買業務に特化した電子契約サービス「HATCHUB/ハッチューブ」を2022年7月より提供を開始します。本サービスは2021年の調査にて電子契約サービス市場における売上シェアNo1※1※2を誇るNSSOLの電子契約ソリューション「CONTRACTHUB@absonne」※3から生まれたサービスで、見積や発注・請求など間接材購買業務に関わる全ての業務をSaaS上で行えるようにします。これによって、業務のペーパーレス化を一層推進させるとともに、各部署での間接材購買契約の管理を全社一元的に管理できるようにすることで、固定資産登録・会計連携といった全社システムへの連携の負荷削減による生産性の飛躍的な向上や、購買業務のコンプライアンス強化に寄与します。また、本サービスは電子帳簿保存法に対応した契約管理が可能なため、新たな文書管理ソリューションを導入いただく必要がありません。

HATCHUB機能概要

HATCHUB機能ポイント

  • 購買業務のペーパーレス化
  • 購買統制によるコンプライアンス強化
    各拠点からの購入依頼を集約、既定の取引先、ルールで発注することで、購買ルートを集約して可視化、購買統制を実現します。
  • 固定資産・会計システムへの連携
    会計システムへ購買品データと支払データを連携し、経理業務の負荷軽減と会計早期化を実現します。
  • 間接材購買に関連するシステムとの連携
    会計、固定資産以外の関連システムとの容易な連携を可能とするAPIの機構を保持。間接材購買に関する一連の業務のシームレス化を実現します。
  • 電子契約に関する法規制対応
    本サービスにおいて電子契約管理機能を果たす「CONTRACTHUB@absonne」上で管理される購買取引は、電子帳簿保存法の要件をすべて満たす形となるため、別の文書管理サービスを利用いただく必要はありません。
    (2022年1月の法改正にも対応)

今後もNSSOLは「ファーストDXパートナー」として、HATCHUBをはじめとした、ニューノーマルな働き方に対応するデジタルワークプレース※4を実現するソリューション提供を通じて、時代の変化に合わせた業務高度化を実現し、日本産業全体の発展に貢献してまいります。

以上

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