「DataRobot PoVアプライアンス」を提供開始

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:森田 宏之、以下「NSSOL」)は、デル・テクノロジーズ株式会社(以下「デル・テクノロジーズ社」)が提供する「Dell EMC PowerEdge」サーバーを基盤としたDataRobotのPoV(Proof of Value=価値実証)アプライアンスの無償貸し出しを8月1日に開始します。これにより、秘匿性の高いデータを扱うお客様のDataRobot導入価値検証の迅速化およびコスト削減を実現します。

DataRobotは、DataRobot Inc.(以下「DataRobot社」)が提供する機械学習の自動化によって企業のデータ利活用を支援するエンタープライズAIプラットフォームです。導入にあたっては、業務や事業に対する価値を検証するPoVと呼ばれるステップが必要となります。しかし、金融、製造、製薬・医療といった分野のうち、秘匿性の高いデータを取り扱う企業の場合、PoV専用のインフラ環境を準備する必要があるため、実施までのリードタイムやコストが膨らんでしまう課題がありました。

そこでNSSOLは、デル・テクノロジーズ社の「PowerEdge」サーバーを採用し、必要なインフラ環境の迅速な提供を可能にするためDataRobotのPoVアプライアンスの無償貸し出しを開始しました。NSSOLはデル・テクノロジーズ社のサーバーに、事前にPoVに必要な設定をしたうえでお客様に貸出します。専用のインフラ環境を前もって準備することができるため、従来と比較しPoV開始までのリードタイムとコストの大幅な削減が可能となります。
今回のPoVアプライアンスの提供開始により、これまでコスト面などの課題により導入が難しかった企業にも、DataRobotを活用したAI・データ利活用が可能となります。

NSSOLでは、多種多様な分野のエキスパートが連携し、「DXを構成する基本的な技術要素(クラウドネイティブ、アジャイル、デザインシンキング、データ分析・機械学習など)」という共通軸で人材や知見の集約を進めています。
今後も「ファーストDXパートナー」として、DataRobot社との連携を生かしたAIソリューションの提供をはじめ、お客様のデータ活用ライフサイクル全体をご支援し、お客様のDX推進に貢献いたします。

以上

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