シチズン時計にITアウトソーシングサービス「NSFITOS」を提供

~運用人員3分の1を削減しDX推進強化に貢献 AWSとabsonneのマルチクラウドにより高品質かつアジリティの高いIT基盤を実現~

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:森田 宏之、以下「NSSOL」)は、シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市、代表執行役社長:佐藤 敏彦、以下「シチズン時計」)にITインフラの包括的ITアウトソーシングサービス「NSFITOS(エヌエスフィットス)」を提供しました。マルチクラウドを活用したグループ共通IT基盤の構築と運用アウトソースにより、ITガバナンスを強化するとともに運用人員の3分の1を削減し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を始めとする業務改革の実行戦力を強化しています。

時計事業と工作機械事業を中核とするシチズン時計は、「時を感じ、未来に感動を」のグループ中期経営ビジョンを掲げ、従来のものづくりに留まらない新たな価値創造や持続可能な未来の創出に向けた取り組みを進めています。これらの成長戦略を支えるため、情報システム部門にはDX推進やグローバル・グループ全体のITガバナンス強化などの役割が求められていました。また、社員のノンコア業務をアウトソースすることで成長・変革に向けた戦力を捻出するとともに、グループ全体でIT基盤を統合してシステム品質向上を図ることで業務継続性を担保させる必要がありました。

シチズン時計は上記の課題を解決するため、NSSOLの包括的ITアウトソーシングサービス「NSFITOS」を採用しました。新たなグループ共通IT基盤として、既存環境からの移行性の高いマネージド・クラウドサービス「absonne(アブソンヌ)」とアマゾンウェブサービス(AWS)のマルチクラウドを選択し、高品質かつ拡張性・アジリティの高いIT基盤を実現しました。今後は徐々にパブリッククラウドの比率を高め、将来的には全面的なパブリッククラウドの活用を目指します。運用面では次世代運用サービス「emerald(エメラルド)」のベストプラクティスを元にした運用プロセス整備と効率化により、属人化を解消しノンコア業務をNSSOLにアウトソースすることで、既に運用人員の3分の1を削減しています。今後は新グループ共通IT基盤を利用するグループ会社の対象を拡大し、ガバナンスを強化するとともにDXを推進していきます。

今後もNSSOLはお客様の「ファーストDXパートナー」として、企業価値向上に貢献するべく、時代の変化に対応した最適なソリューションを提供して参ります。

クラウド移行プロジェクトの全体像

以上

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