NSSOL有志社員チームがAI/機械学習の世界コンペティションで第3位

~音声認識に関するAutoMLの大会「AutoSpeech2019」上位入賞者として、機械学習分野の国際会議「NeurIPS」で発表~

日鉄ソリューションズ株式会社(以下、NSSOL)のシステム研究開発センターの有志社員チーム(以下、本チーム)が、音声認識のAutoMLの大会「AutoSpeech2019」(2019/9/16~10/25)に参加し、世界第3位に入賞しました。

近年、多くの分野でAI・機械学習の活用が進んでいますが、それらを担うことのできる人材、いわゆるデータサイエンティストが不足しています。AutoMLは、機械学習モデル構築作業を可能な限り自動化する技術です。一般的にモデル作成は、反復的な試行錯誤が必要となることから、これら技術による作業効率化は、機械学習モデル導入のリードタイム削減に貢献すると期待されています。

「AutoSpeech 2019」は、Googleなどが主催するAutoDL challengesと呼ばれる大会群の内の一つで、音声認識技術を有する国内外の企業や大学から多数のチームが参加しました。参加者は、話者認識や感情認識、言語認識などのさまざまな分野において機械学習を自動化し、複数のデータセットに対して予測精度と計算速度を競い合いました。
また、本チームは、同大会群の内の自然言語処理に関するAutoMLの大会「AutoNLP2019」で8位、弱教師あり学習に関するAutoMLの大会「AutoWSL2019」で8位という成績を修めました。

なお、「AutoSpeech2019」に参加したチームメンバーは、カナダ・バンクーバーで開かれた機械学習分野の国際会議「NeurIPS」(2019/12/8~12/14)のワークショップ「AutoDL workshop」(2019/12/14)に登壇し、上位入賞した際の解法を発表しました。

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