みらかホールディングス、ITインフラ運用業務を30人から5人に集約

ITアウトソーシングサービス「NSFITOS」によりグループITインフラを整備し、攻めのITへシフト

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森田 宏之、以下NSSOL)は、みらかホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表執行役社長:竹内 成和、以下 みらかホールディングス)にITインフラの包括的ITアウトソーシングサービス「NSFITOS(エヌエスフィットス)」を提供しました。事業会社ごとに構築・運用していたITインフラを10か月の短工期で統合し、運用業務を30人から5人に集約することで、IT戦略企画など「攻めのIT」へのシフトを遂行中です。

臨床検査や検査試薬を中心とした事業を展開するみらかホールディングスは、2017年を「第2の創業」と位置づけ中期経営計画「Transform!2020」を策定し、グループシナジーの強化による飛躍的・持続的な成長を目指しています。IT部門では国内約20社、約120拠点を対象にしたグループ共通のIT環境の整備を進めており、グループウェア統合やTV会議システム導入など働き方改革・効率化を実現する施策を実施してきました。これとともに、事業会社や部門ごとに分散していた約1,000台のサーバーの集約や、個別運用の一元化などITインフラの運用維持に関する業務をアウトソースして効率化し、IT戦略の企画、新サービスの開発など「攻めのIT」へよりシフトしていく組織を作る必要がありました。

みらかホールディングスは上記の課題を解決するため、NSSOLの包括的ITアウトソーシングサービス「NSFITOS」を採用しました。まずは分散していたサーバー500台を対象にマネージド・クラウドサービス「absonne(アブソンヌ)」及び「第5データセンター」に集約中で、次世代運用サービス「emerald(エメラルド)」へのアウトソースを開始しています。構築・運用に関するNSSOLの標準プロセスの活用により、プロジェクト開始から10か月でグループ共通ITインフラ「MiDC(Miraca innovative Data Center」の運用を始めました。このMiDCでは、従来の事業会社やシステムごとの運用体制を、emeraldによる運用プロセスの統一と自動化により、約30人から5人へ集約しています。また事業側からのリソース調達要求にも短期に答えられるようになり、「攻めのIT」に向けた組織を実現しています。

NSSOLはこれからもお客様のITパートナーとして企業価値向上に貢献するべく、時代の変化に対応した最適なソリューションを提供して参ります。

以上