NSSOL、Mnubo社とパートナーシップ契約を締結

~AI活用したIoX予防保全ソリューションを販売開始~

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森田 宏之、以下、NSSOL)は、このたび、Mnubo社(本社:カナダ・モントリオール、CEO:フレデリック・バスティエン、呼称:ヌーボ、以下Mnubo)とパートナーシップ契約を締結し、IoX※1 予防保全ソリューションとして販売開始いたします。

このパートナーシップにあわせて、日本初開催の「Mnubo AI+IoT データサミット 2019」(Mnubo社主催、2019年5月30日開催)への協賛、並びに講演を行います。

国内IoT(Internet of Things)市場規模は、年率30%以上の高い成長率が見込まれ、2022年には3兆円を超える規模となることが予想されています。主に製造業では、IoTによって大量のデータが収集できつつあるなか、これらのデータを利活用するためにデータ分析を行うデータサイエンティストの不足が大きな課題となっており、データ収集/精製+AI技術活用の統合化されたプラットフォームもしくはサービスに期待が寄せられています。

Mnuboは、20 Most Promising IoT Solution Providers(2017)※2 にも選出されたグローバルに事業展開するIoTサービス企業です。120種類を超えるデバイスとの接続実績をもつデータ収集インターフェースと、多数のIoT分析ソフトウェアを包含するデータ分析プラットフォーム、およびデータ分析サービスをクラウドサービスとして提供しています。(下図ご参照:Mnuboが提供するサービス概要図)

Mnuboが提供するサービス概要図

NSSOLはモノづくりの現場から生まれたITソリューションパートナーとしての知見を活かし、お客様におけるIoT活用に関連した事業を推進する「IoXソリューション事業推進部」を2016年4月に設立して、日本製鉄グループをはじめとした製造業、流通業などのお客様と“IoXソリューション”の開発と実証実験に取り組んでまいりました。
2017年1月には、お客様におけるデジタルファクトリーとスマートロジスティクスの構築を推進する“IoXソリューション”の提供を開始し、現場業務への適用実績を重ねています。
NSSOLでは、プラント・設備の保全課題に向けたIoX®予防保全ソリューション開発の取り組みを行うなかで、Mnuboにおけるデータサイエンス・プロフェッショナルサービスの実証実験を行い、高い評価が得られたため、今回のパートナーシップ契約の締結に至りました。

実業務への適用実績をもつNSSOLのIoXソリューションやデータ分析ノウハウと、Mnuboがもつ充実したツール、プラットフォームおよびサービスメニューを組合せることで、データサイエンティストやデータ分析環境を持たないお客様においても、PoC(実証実験)から実適用まで、短期間での展開が可能となります。
NSSOLは、これからもお客様の多様なニーズに幅広くお応えし、データの利活用を全面的にご支援することで、継続的なビジネス競争力強化に貢献してまいります。

以上