NSSOL、研究所内にDataOpsを支援する組織を設置

~「データ活用における技術」をお客様へ提供する“Data Leverage Center”~

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森田 宏之、以下NSSOL)は、研究所におけるデータ分析・活用に関する長年の研究成果をベースに、各分野のエキスパートが連携して、データ利活用のライフサイクルを継続していく仕組みであるDataOps(データオプス)の実現を支援するために、システム研究開発センター(*1)(横浜みなとみらい、通称:シス研)内に“Data Leverage Center(データレバレッジセンター 通称:DLC)”を設置することを発表いたします。

近年のAIブームにより、様々な企業でデータ分析・活用を推し進める動きが活発になっています。しかし、それらの活動は単発のPoC(概念検証)で終わるケースも多く、継続的な業務利用に至っていないのが現状です。データから価値を生み出し続けるためには、“データ分析を実行”するだけでなく、“データ収集・蓄積から分析結果の業務利用までのデータ活用の一連の流れの実現”が必要となります。

システム研究開発センターではデータ分析やそのためのシステム構築に関する研究開発や案件支援を長年に渡り行っており、データ活用にまつわる技術やノウハウ、実績を多数保有しております。このたび設置する“Data Leverage Center”では、「データ活用における技術」という共通軸で組織横断的に人材・技術知見を捉え、研究成果をメニュー化してお客様へ提供してまいります。

また、データ活用の持続的な拡大や高度化のためには、業務利用で得られた知見をフィードバックしAIの精度向上や新たなデータの取得につなげるといった、“改善サイクルを高速・継続的に回すための仕組みとプロセス”を加えて、データ活用ライフサイクル全体を支える必要があります。今後、研究開発やメニューの拡充を通じて、データ活用ライフサイクル全体をワンストップでサポートいたします。

NSSOLは、これからもデータ分析・活用をはじめとする高度ITの現場活用を通じて、さまざまな業界におけるお客様のデジタルイノベーションによる新しいサービス・価値創出の実現においても、お客さまとともに、実現してまいります。

以上