一橋大学経済学部向けに「社会・産業とIT業界」をテーマとした講義を提供

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下 新日鉄住金ソリューションズ)は、一橋大学経済学部において、「社会・産業とIT業界」をテーマとした講義を昨年9月19日より提供しました。(全13回 2018/9/19~2018/12/12)。

本講座は、産業界におけるIT利活用やIT社会の将来像に関する的確な理解と深い考察を促し、日本の次世代リーダーを育成することを目的とした「特別講座」です。経済学部・経済学研究科に限らず、大学院学生を含めた他学部・他研究科の学生にも広く履修をいただきました。

(右)一橋大学 経済学研究科
教授 経済学研究科長・経済学部長
岡室 博之 氏
※担当教官
(左)新日鉄住金ソリューションズ
取締役 常務執行役員 森田 宏之
※「社会・産業とIT業界」非常勤講師

300名以上の学生が履修中

このたび新日鉄住金ソリューションズが提供した講義では、ITの歴史およびIT業界の概観を基礎として各産業分野(製造業・金融業・流通業)の企業における経営課題認識とIT活用を、IoTやAI等の最新技術動向をまじえ具体的かつ体系的に解説しました。なお、開講にあたり、新日鉄住金ソリューションズの森田 宏之(取締役常務執行役員)が非常勤講師を務め、各講義ではそれぞれの事業分野の専門家が登壇しました。

あらゆる業界では、FinTechやIoTなどの最先端ITの活用によって大きな業界変化、業務変革が起きています。このような時代の変化に対応していくためには、IT等の先進技術を理系の領域として考えるのではなく、ITを活用して社会・ビジネスをどう変革していくかといったテーマを文系・理系を超えた「融合課題」としてとらえ課題解決できる人材が求められています。

新日鉄住金ソリューションズは、これまでもIT人材育成に貢献するため、技術系学生を対象に講義提供や共同研究を進めてまいりました。今回、一橋大学経済学部向けに講座を提供したことにより、経営・経済の専門知識をもつ学生がITに興味を持ち、これからのさまざまな社会課題に挑もうとするような人材の育成に繋がっていくことを期待しています。さらに、2019年度及び2020年度においても、引き続き一橋大学経済学部における寄付講座の提供が決定しています。

新日鉄住金ソリューションズは、これからもITがもたらす社会変化の啓蒙と、これからの社会に求められる次世代人材の育成に貢献してまいります。

以上