機械学習プラットフォームDataRobotを旭化成に導入
AIを活用したデータ分析プラットフォーム導入により、デジタルトランスフォーメーションを推進、製造革新を強化
2018年10月18日
新日鉄住金ソリューションズ株式会社
新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下:新日鉄住金ソリューションズ)は、旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小堀 秀毅、以下:旭化成)に、機械学習プラットフォーム「DataRobot」を導入いたしました。データ分析の効率化により、各種事業における製造革新を推進します。
旭化成では、中期経営計画「Cs for Tomorrow 2018」の主要施策の一つである「持続的な成長に向けた基盤づくり」の一環として、製造領域におけるデジタルトランスフォーメーションを加速しています。
近年のAIなどのテクノロジーの急速な進展は、ビジネスおよび消費生活のあらゆる場面において、これまでにない便利さ・豊かさをもたらしています。DataRobotは、機械学習におけるモデル作成を自動化・簡素化するプラットフォームであり、世界の優れたデータサイエンティストの知識や経験、最良の実践法をプラットフォームに実装することで、機械学習に要していた時間を大幅に短縮できます。
このたび新日鉄住金ソリューションズは、豊富な導入実績をもとに、旭化成に対しDataRobotの導入など、デジタルトランスフォーメーションに向けたご支援をご提供させて頂きました。
今後もDataRobot国内導入実績No.1のソリューションパートナーとして、お客様のデジタルトランスフォーメーションを全面的に支援し、お客様の業務効率化や価値創造に貢献します。
以上
(ご参考)
「DataRobot Partner of the Year2017」受賞[2018年7月12日発表]
(ご参考資料)
■DataRobotについて
- DataRobotは、機械学習におけるモデル作成とモデルの実環境への配備を自動化します。
- 計算機科学に関する高度なスキルを持たない人でも、ニーズに合った高精度なモデルが簡単に利用できるようになるため、データサイエンティスト不足という課題の解決に大きく貢献します。
- さらに、DataRobotは、自動作成したモデルをワンクリックで配備し、シームレスに運用できるプラットフォームであるため、機械学習を活用するまでのリードタイムを大幅に短縮します。その結果、データサイエンティストが、業務課題の発見・定義、施策立案・検証等、ビジネス上より本質的なタスクに集中できるようになります。
■データ分析・機械学習の活用プロセス、必要なスキルおよびお客様への提供価値
機械学習を活用するプロセスは一般に、問題の定義、学習データの定義・収集、モデルの作成、モデルの実運用からなります。それぞれのプロセスにおいては、業務知識、IT、計算機科学等の異なるスキルが求められます。DataRobotは、下図に示すように、モデル作成とモデルの実環境への配備を自動化します。DataRobotのモデル作成では、トップクラスのデータサイエンティストのノウハウが詰まったアルゴリズムや前処理、パラメーターチューニング手法を用いて、百以上のモデルを同時並行で作成・評価します。DataRobot上で作成したモデルは、ワンクリックで運用環境へ配備できるので、モデルの実運用のために新たなコーディングや環境構築が必要ありません。モデル再作成もワンクリックで実行できるため、試行錯誤の時間や労力を大幅に削減します。DataRobotを導入することで、データサイエンティストがいなくとも機械学習が活用できるようになり、データサイエンティストがすでに存在する場合にも、データサイエンティストの生産性を大きく向上させ、ビジネス上の課題解決に集中できるようになる効果があります。
新日鉄住金ソリューションズは、DataRobot社と協力して、DataRobotを効果的に活用するための導入サービスを提供するとともに、DataRobot導入後の業務改革も強力に支援していきます。
■新日鉄住金ソリューションズのデータ分析への取組み実績
2015年に開催されたデータ分析コンペティション世界大会であるKDD Cupにおいて、新日鉄住金ソリューションズおよび100%子会社の株式会社金融エンジニアリング・グループ(FEG)連合チームが世界第二位となりました。
(お知らせ)
ビッグデータ分析のコンペティションで世界第2位[2015年7月15日発表]
・NS Solutions、NSロゴは新日鉄住金ソリューションズ株式会社の登録商標です。
・その他本文記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
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新日鉄住金ソリューションズ株式会社
ITインフラソリューション事業本部
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新日鉄住金ソリューションズ株式会社
総務部 広報・IR室 鹿島
TEL:03-5117-5532
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