エプソン、機械学習プラットフォームDataRobotにより予測精度を50%以上向上

~データ分析の生産性向上によるビジネス貢献を劇的に促進~

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下、新日鉄住金ソリューションズ)は、セイコーエプソン株式会社(長野県諏訪市、代表取締役社長:碓井 稔、以下、エプソン)に、機械学習プラットフォーム「DataRobot」を導入しました。製造管理などにおけるデータ分析の予測精度向上と予測モデルの作成期間短縮により、データ分析の生産性向上を実現しています。エプソンはDataRobot導入の結果、ビジネス部門からのデータ分析ニーズに対し、迅速かつ幅広いテーマで対応可能になりました。

エプソンのIT推進本部は、社内のさまざまな課題解決に向けて、日々、機械学習をはじめとするデータ分析技術を活用しています。簡単な操作で1,000以上の予測モデルの中から最適な予測モデルを自動的に作成するDataRobotの高い生産性と予測精度に着目し、DataRobotのPOC(Proof of Concept,概念検証)を製造管理やマーケティング等の複数テーマで実施しました。既存モデルと比較し、予測精度を50%以上向上し、また予測モデル作成までの期間を数か月から1週間に短縮することができ、2017年7月よりDataRobotを正式に導入しました。社内バリューチェーンやお客様のエプソン製品活用に関わる情報など、導入以前と比較して幅広いテーマに取り組むことができ、ビジネス課題の解決にこれまで以上に貢献することが可能になりました。

新日鉄住金ソリューションズは、データ分析のスペシャリストとして、DataRobotの環境構築・保守・運用に留まらず、組織的な活用に向けたデータサイエンティスト育成方法やデータ分析チームビルディングなども支援しました。本事例を始めとする導入前・導入後の支援実績が高く評価され、今年度新設されたDataRobot社のアワード「Partner of the Year 2017 年間MVP賞」「Partner of the Year 2017 Support Award」も受賞しました。

新日鉄住金ソリューションズは、今後もDataRobot国内導入実績No.1のソリューションパートナーとして、お客様のデータ活用の高度化を全面的にサポートし、お客様の業務効率化や価値創造に貢献します。

以上