東京大学経済学部向けに「ITと産業界」をテーマとした講義を開講

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下 新日鉄住金ソリューションズ)は、東京大学経済学部において、「ITと産業」をテーマとした講義を本年9月27日より開講します(全13回 2017/9/27~2018/1/10)。
東京大学経済学部では、各産業分野の発展にスポットを当て、その時々の問題を理論的、実証的に考察する科目を選択科目に設定しています。今回の講義は、各産業分野の専門家に講師を依頼する「産業事情」の企画として実施され、「ITと産業界」ではITと経済学が不可分な時代であることの理解が深まることを期待されています。

(左)東京大学 経済学研究科
教授 大森 裕浩氏
※「産業事情」担当教官

(右)新日鉄住金ソリューションズ
取締役 専務執行役員 宮辺 裕
※「産業事情:ITと産業界」非常勤講師

このたび新日鉄住金ソリューションズが提供する講義では、ITの歴史およびIT業界の概観を基礎として各産業分野(製造業・金融業・流通業・鉄鋼業)の企業における経営課題認識とIT活用を、IoTやAI等の最新技術動向をまじえ具体的かつ体系的に解説します。
なお、開講にあたり、新日鉄住金ソリューションズの宮辺 裕(取締役専務執行役員)が非常勤講師を務め、各講義ではそれぞれの事業分野を統括する責任者が登壇し解説します。

あらゆる業界では、最先端ITの活用によってFinTechやIoTなどの大きな業界変化、業務変革が起きています。このような時代の変化に対応していくためには、ITや先進技術を理系の領域として考えるのではなく、ITを活用して社会・ビジネスをどう変革していくかといったテーマを文系・理系を超えた「融合課題」としてとらえ課題解決できる人材が求められています。

新日鉄住金ソリューションズは、これまでもIT人材育成に貢献するため、技術系学生を対象に複数の寄付講座・講義を提供してまいりました。今回、東京大学経済学部向けに講座を提供することにより、経営・経済の専門知識をもつ学生がITに興味を持ち、これからのさまざまな社会課題に挑もうとするような人材の育成に繋がっていくことを期待しています。
新日鉄住金ソリューションズは、これからもITがもたらす社会変化の啓蒙と、これからの社会に求められる次世代人材の育成に貢献してまいります。

以上