NSSOLが国立環境研究所に導入したスーパーコンピュータが省エネランキングで世界第8位に

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下 新日鉄住金ソリューションズ)が、2016年3月に国立研究開発法人国立環境研究所(所在地:茨城県つくば市、理事長:渡辺 知保、以下 国立環境研究所)に導入したスーパーコンピュータ「Research Computation Facility for GOSAT-2」(以下RCF2)が、スーパーコンピュータランキングの消費電力性能部門「Green500(*1)」において世界第8位を獲得いたしました。

RCF2は環境省と国立環境研究所が共同運営しているスーパーコンピュータで、GOSAT-2プロジェクト(*2)においてGOSAT-2観測データ解析処理アルゴリズムの研究・開発を目的として使用されています。

新日鉄住金ソリューションズが2010年に国立環境研究所へ納入したGOSATプロジェクト(*3)の「Research Computation Facility」(以下、RCF )は、運用期間6年間の間に、延べ58年分のGOSAT観測データを処理し、データ解析処理時間の短縮、精度の向上に大きく貢献してきました。RCF2はRCFよりも大幅に性能が向上(理論演算性能は約6.0倍、消費電力性能は約15.4倍)しており、更なる研究・開発成果が期待されています。

(写真:RCF2の外観)

新日鉄住金ソリューションズでは、本件で得た地球環境に配慮した大規模CPU/GPUハイブリッドコンピューティングシステム構築の知見を活かし、低消費電力かつ高効率なITインフラソリューションを提供し、お客様の研究開発成果・ビジネスと、地球環境保護の両立に貢献して参ります。

以上