新日鉄住金ソリューションズ、クライアント仮想環境でのSkype for Business Online(音声・ビデオ通話)の利用をM³DaaS@absonneのサービスとして提供開始

資生堂の働き方改革におけるコミュニケーション強化施策を推進

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下NSSOL)は、クライアント仮想環境においてWeb会議機能(音声・ビデオ通話)を提供する日本マイクロソフトのSkype for Business Onlineを当社のクライアント仮想化ソリューションM³DaaS(エムキューブダース)@absonne(アブソンヌ)のサービスとして提供開始しました。第1号ユーザとして、株式会社資生堂様(本社:東京都港区、代表取締役:魚谷 雅彦、以下 資生堂)の従業員約3400ユーザ向けにサービス展開しています。

【資生堂様の働き方改革への取り組み】
資生堂様は、社員の生産性向上やPCの運用負荷軽減を目的とし、2011年よりクライアント環境をM³DaaS@absonneに移行し、クライアント端末管理に関わるITシステムのフルアウトソーシングを実現しました。従業員の働き方改革にも積極的に取り組んでおり、テレワークやリモートオフィス等も導入しています。働き方改革の新たな取組みとして、2014年よりSkype for Business Onlineを導入しプレゼンス機能等の一部機能の利用を開始しています。この度、離れた場所にいる社員同士のコミュニケーションを強化するため、Web会議機能(音声・ビデオ通話)の利用も開始しました。資生堂様は、場所にとらわれない柔軟な働き方の実践に加え、社員のコミュニケーションも強化、働き方改革をさらに推進されています。

【NSSOLの技術検証で導入時の課題を解決】
Skype for Business Online等の音声・ビデオ通話はクライアントPC間の通信となりますが、DaaS/VDI環境では経路が複雑化し遅延や切断が発生するため、音声・ビデオ通話をDaaS/VDI環境で利用することは、アーキテクチャ上、難しいと考えられていました。NSSOLは、クライアント仮想環境でSkype for Business Onlineを利用するためのツールとしてCitrix社のXenDesktopおよびHDX RealTime Optimization Packを採用しました。Citrix社との共同検証やネットワーク/端末の最適化により、遅延や切断の発生要因となるシステム上の課題を解決し、DaaS/VDI環境でSkype for Business Onlineを実用的に利用できる仕組みを確立しました。

【M³DaaS@absonneとは】
M³DaaS@absonneは、「いつでも、どこでも、どんな仕事も、どんなデバイスからでも」オフィスと同様の業務環境をセキュアに提供するクライアント仮想化ソリューションです。2011年のサービス提供開始以降、資生堂様をはじめ、大企業を中心にすでに多くの企業に採用頂き、国内DaaS市場4年連続シェア1位(※1)を獲得しています。働き方改革の本格化やスマートデバイスの普及により、DaaS/VDI環境で音声・ビデオ通話を利用したいといったニーズは、今後ますます拡大していくと考えております。NSSOLは高い技術力でお客様のニーズに応え、自由度の高い働き方を支えるIT環境を提供することで、お客様の企業価値向上に寄与し、社会の発展に貢献してまいります。

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