新日鉄住金ソリューションズ、データ分析統合環境「Data Veraci@absonne」を自社クラウド上で提供開始

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下 新日鉄住金ソリューションズ)は、データ分析環境として多くの実績を持つData Veraciを自社クラウド基盤absonne上で「Data Veraci@absonne」(ダータヴェラーチ・アット・アブソンヌ)として本日より提供開始します。AIや機械学習に向けたデータ活用のニーズが強まる中、企業はより手軽にデータ分析を行い、ビジネスの意思決定や新製品・サービスの開発に活用できます。既に新日鐵住金株式会社が利用しています。

新日鉄住金ソリューションズは製造業の高度化に向けたデータ分析に過去20年に渡り取り組み、2014年10月より提供しているData Veraciは食品業界の新商品予測など数多くに利用されています。一方で、機密情報のデータを扱う場合もあり、多くの企業がオンプレミスでの構築を希望するため、インフラ環境の構築に多くの時間とコストが費やされている課題がありました。

Data Veraci@absonneは「手軽さ」と「セキュリティ」を両立させた仮想プライベートクラウドサービスとして提供を開始しました。ミッションクリティカルなシステムでの利用を目的としたマネージドクラウド・サービスabsonne上にテンプレート化したインフラ環境をお客様ごとに用意しており、お申込みから1週間で利用開始できます。また、お客様側でインフラ基盤を準備する必要がなくなり、初期の投資コストも抑えることができます。また、Data Veraci@absonneは1か月からのサービス契約が可能であり、一時的な検証やスポット分析などにも利用可能です。加えて、世界トップクラスの分析ノウハウを持つデータサイエンティストが、プロジェクト立ち上げ支援から分析結果の業務活用に向けた支援まで、データ分析のプロフェッショナルサービスを提供します。

既に、新日鐵住金株式会社では全社共通分析プラットフォームとして利用しています。本環境を通じて各製鉄所の生産現場で蓄積されたデータ分析技術やノウハウを結集することで、より高度なものづくりの実現を目指しています。

新日鉄住金ソリューションズは、これからもデータ活用によるお客様の新たなビジネスの創出や、既存ビジネスの革新的な進化に向け、貢献して参ります。

■Data Veraci@absonneの利用イメージ

Data Veraci@absonneの利用イメージ

以上