大東建託、ITアウトソーシングサービス「NSFITOS」により「ITインフラの品質向上」と「IT部門の企画業務へのシフト」を実現

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下 新日鉄住金ソリューションズ)は、大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:熊切 直美、以下大東建託)にITインフラの包括的アウトソーシングサービス「NSFITOS」(エヌエスフィットス)を導入しました。新日鉄住金ソリューションズは、インフラ基盤の構築・移設から運用までをワンストップで提供することで、大東建託のIT部門における運用負荷を軽減し、「ビジネス成長に寄与する戦略・企画業務」へのシフトを実現しています。

大東建託は「賃貸住宅にできることを、もっと。」を中期経営スローガンに置き、「賃貸住宅」が提供できる価値の追求と実践により、8期連続増収・増益を達成しています。業績の拡大により年々増加していく管理戸数にともない、蓄積すべきデータ量は増大しています。システムを安定稼働させる一方で、大東建託のIT部門ではIoTやAIといった新しい技術への取組みなど、会社の次の事業展開を支えるIT戦略業務への注力が求められていました。

上記の課題を解決するために、大東建託はITインフラの運用・保守、新鋭データセンター、マネージドクラウド・サービスを包括的に提供する新日鉄住金ソリューションズのITアウトソーシングサービス「NSFITOS」を採用。2006年から一部システムの運用業務委託を開始し、2012年には自社で保有していたサーバ約500台を新日鉄住金ソリューションズの北九州データセンターへ3日間で移設。2015年1月よりマネージドクラウド・サービス「absonne(アブソンヌ)西日本」への移行を段階的に進めています。並行してシステム運用業務のアウトソースを拡大しており、運用拠点としては7月21日に新設された「ITOセンター西日本」の利用も開始しました。ITインフラ全体のアウトソーシングにより、大東建託は「ITインフラの品質向上」と「社員の運用負荷の削減」の両方を実現させました。これにより、IT部門はIT企画・戦略業務といったコア業務へ集中する体制を整備しました。

今後、新日鉄住金ソリューションズはオートノミックなどの技術による運用自動化やセキュリティ強化を進め、より高度な運用アウトソーシングサービスを提供していきます。お客様のIT戦略パートナーとして企業価値向上に貢献するべく、時代の変化に対応した最適なソリューションを提供して参ります。

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