【システムインテグレータ初】 新日鉄住金ソリューションズが、AI・機械学習の活用を加速するプラットフォーム「DataRobot」の提供を開始

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:謝敷宗敬、以下、新日鉄住金ソリューションズ)は、国内システムインテグレータとして初めて、DataRobot, Inc.(本社:米国マサチューセッツ州、CEO:Jeremy Achin以下、DataRobot社)の機械学習プラットフォーム「DataRobot」の販売代理店となり、7月より正式に提供を開始します。

現在、さまざまな企業においてビッグデータ分析、AI(人工知能)などの新しいITの活用が始まっています。特にAIの中核技術である機械学習は、プロモーションの効果予測、ローンの与信判定、商品の需要予測、生産設備の自動診断などに活用され、大きな効果を上げています。

機械学習を活用するには、計算機科学についての高度な知識や経験が必要であるため、専門性の高いデータサイエンティストが不可欠です。多くの企業ではこうしたデータサイエンティストが不足しており、機械学習に取り組めていないのが実情です。また、データサイエンティストの下で機械学習を活用している企業においても、データ収集・加工に時間がかかる、モデルの作成・精度向上に試行錯誤を要する、実環境へ配備・運用の環境構築や新たなコーディング・テストが必要、といった理由から、機械学習を実際に活用するまで多大な労力を要し、リードタイムが長くなるという課題が顕在化しています。

DataRobotは、機械学習におけるモデル作成とモデルの実環境への配備を自動化します。計算機科学に関する高度なスキルを持たない人でも、ニーズに合った高精度なモデルが簡単に利用できるようになるため、データサイエンティスト不足という課題の解決に大きく貢献します。さらに、DataRobotは、自動作成したモデルをワンクリックで配備し、シームレスに運用できるプラットフォームであるため、機械学習を活用するまでのリードタイムを大幅に短縮します。その結果、データサイエンティストが、業務課題の発見・定義、施策立案・検証等、ビジネス上より本質的なタスクに集中できるようになります。

新日鉄住金ソリューションズは、AI・機械学習活用のコンサルティングサービス、DataRobotの環境構築・導入支援、DataRobotの保守・運用サービス、データ収集・加工に必要な周辺システムの整備・構築等、DataRobotの活用に関わる多彩なサービスを提供します。こうした取り組みを通じて、データ活用の高度化を全面的にサポートし、お客様の業務効率化や価値創造に貢献します。

以上