電子契約サービス「CONTRACTHUB@absonne」機能追加

「スマートフォンからの利用」や「電子捺印機能の追加」により利用シーンを拡大

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下 新日鉄住金ソリューションズ)は、電子契約の利用拡大のため、2016年4月に電子契約サービス「CONTRACTHUB@absonne」(コントラクトハブ・アット・アブソンヌ)に、スマートフォン対応を始めとする17項目の機能追加・改善を行いました。工事現場や店舗などオフィス以外の環境で場所を選ばずに電子契約を利用することで、契約に関する業務効率を向上し、ビジネススピードの加速に貢献します。

電子契約サービスは、大量の受発注がある建設業の工事契約で使われ始め、その顕著なコストダウン、業務スピードアップ効果により、流通サービス、製造、IT、そして金融業界で急速に浸透し始めました。従来の利用形態は、外注先との請負・派遣に関する受発注業務や、基本契約、各種覚書などの「企業間の契約」が中心でした。新たに保険・金融や不動産賃貸といった「企業対個人の契約」、設計士や建築士、インストラクターなどの個人事業主との契約へ活用の場が広がっています。

新日鉄住金ソリューションズでは2010年より電子契約の自社利用を始め、そのノウハウをもとに2013年12月よりSaaS型の電子契約サービスCONTRACTHUB@absonneとして一般にサービスを開始しました。2016年3月時点で、1か月あたりの新規文書は個人向けに10万件以上、法人向けに3万件以上が登録されています。CONTRACTHUB@absonneの活用により、「契約業務に関わる費用を大幅に削減」、「ペーパーレスによる業務のスピードアップ」、「各種法令に準拠したコンプライアンスの強化」の3つのメリットを実現します。
この度、電子契約を幅広いシーンで利用しやすくするため、CONTRACTHUB@absonneの機能を追加しました。一つ目に、タブレットやスマートフォンといったモバイル端末の対応を開始し、工事現場などのオフィス以外での利用が容易になりました。その他の利用方法としては、個人事業主やPC端末を持たないインストラクターとの契約にも利用しやすくなります。二つ目に「確認/同意/承諾等の意思表示の記録」を目的とした電子捺印機能を追加し、認印でやり取りをするような書類受領の連絡など、契約業務に限定されない文書への対応を強化しました。その他にも管理機能の拡充など全部で17項目の機能追加を行い、導入企業だけでなく、その先の利用者も使いやすいサービスに改善しております。

今後もお客様のニーズに合わせて定期的に機能を拡張し、より幅広い業務で、より使いやすいサービスを展開していきます。新日鉄住金ソリューションズは、クラウドサービスとして提供するCONTRACTHUB@absonneによって、お客様の業務負荷を抑え、コスト削減とオフィス業務の生産性向上を実現することでお客様の成長に寄与し、社会の発展に貢献してまいります。 

以上