新日鐵住金、製鉄所の生産を支える操業系システムのIT基盤として「Oracle Exadata」を導入

業務停止が許されないシステムの稼働基盤を、高可用性を実現できる「Oracle Exadata」で構築

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区新川、代表取締役社長:謝敷 宗敬)と日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂、以下 日本オラクル)は本日、新日鐵住金株式会社(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:進藤 孝生、以下 新日鐵住金)が、製鉄所での生産を支える操業系システムのIT基盤としてオラクルの高速データベース・マシン「Oracle Exadata Database Machine(以下Oracle Exadata)」を導入し、稼働開始したことを発表します。新日鉄住金ソリューションズがシステム導入の推進を担当し、新システムの構築、運用にいたる全体のプロジェクト管理を遂行しました。

新日鐵住金は、「総合力世界No.1の鉄鋼メーカー」を目標に掲げ、国内事業における収益拡大と事業基盤の絶えざる強化、そして海外事業における収益拡大に取り組んできました。その一環として国内製造拠点の競争力強化と技術先進性を追求する同社では、中核事業である製鉄事業における生産管理と製品品質を支える操業系システムでオープン系システムを採用しました。システム選定にあたっては、24時間365日の安定稼働を実現するための高可用性と、生産管理および情報系システムを含む複数のデータベースを統合できる高い性能が評価され、「Oracle Exadata」の導入が決定しました。さらに、オラクルが培った実証済みの技術と顧客の成功事例に基づき、高可用性を実現するためのアーキテクチャである「Oracle Maximum Availability Architecture」を採用しました。

新日鐵住金では、「Oracle Database」を障害およびデータ破損から保護する「Oracle Data Guard」のスタンバイ機能を活用し、データベースのアップグレードをほぼ無停止で実施することで、システム全体としても極力無停止の運用を実現しています。「Oracle Exadata」の稼働開始以降、製鉄所の生産現場で求められる厳しい基準に耐えるミッション・クリティカルなシステムの安定稼働をコスト効率よく支えています。

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