横河電機、IT戦略の企画・推進に本社機能を集中させるためITアウトソーシングサービス「NSFITOS」を導入

~ITインフラの品質向上とコスト削減も実現~

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下 新日鉄住金ソリューションズ)は、横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:西島 剛志、以下 横河電機)にITインフラの包括的アウトソーシングサービス「NSFITOS」を導入しました。新日鉄住金ソリューションズは、「ITインフラのあるべき姿」を企画・検討した結果、新鋭データセンターとクラウドサービスを提供。運用の標準化・自動化を図るとともに実際の運用人財をプロフェッショナルとして受け入れ、横河電機の目標である「IT人財のIT戦略の企画・推進業務へのシフト」「ITインフラの最適化」「災害対策強化やITサービス品質の向上」を実現しています。

2015年に創立100周年を迎える横河電機では、制御事業グローバルNo.1を目指すべく、本社業務の最適化をはじめとする幅広いビジネス構造改革を行ってきました。特にIT部門ではグローバルIT戦略「Global IT Strategy」として、「IT人財のIT戦略企画・推進業務へのシフト」「ITインフラの最適化」「災害対策強化やITサービス品質の向上」を目標にあげ、これをクラウドサービスや転籍も含めた運用移管といったITアウトソーシングサービスの活用によって実現を図りました。

新日鉄住金ソリューションズは、これまでにミッションクリティカルな基幹システムを中心に様々な業界のお客様にITアウトソーシングサービス「NSFITOS」を提供しており、その実績は300社を超えます。今回のプロジェクトでは、まず「ITインフラや運用のあるべき姿」を検討。それに基づき、横河電機の社内ならびに災害対策センターにあったITインフラを新日鉄住金ソリューションズのデータセンターや災害対策センターへ移設。マネージド・クラウドサービス「absonne(アブソンヌ) Enterprise Cloud Service」を採用しIT資産の最適化を進めています。運用業務については、標準化や運用ツールによる自動化などの運用リエンジニアリングを実施し、サービス品質向上とコスト削減を図りました。NSFITOSによって横河電機の本社IT部門はIT戦略の企画・推進に注力できる体制を構築しました。また、実際の運用業務に携わる人財は新日鉄住金ソリューションズが受け入れ、運用業務のプロフェッショナルとして今後活躍していきます。

2015年4月より新体制でのIT業務がスタートし、今後は持続的に物理サーバーの削減、クラウドによるIT資産のオフバランス化を行い、品質向上とコスト削減を実現していきます。新日鉄住金ソリューションズはお客様のIT戦略パートナーとして、時代の変化に対応した最適なソリューションを提供して参ります。

以上