新日鉄住金ソリューションズ、クラウド型インフラサービス「absonne」のサービス拠点を北九州市に来春開設

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下 新日鉄住金ソリューションズ)は、2015年4月、北九州市にクラウドベースで提供するITインフラサービス「absonne(アブソンヌ)」のサービス拠点を新たに開設いたします。

ITインフラサービスabsonneは、基幹系を中心に多くのミッションクリティカルな大規模システムの導入実績をもっています。これまで、主に西日本を拠点とするお客様から、西日本エリアでのabsonneサービス提供のご要望をいただいておりました。長年、新日鉄住金ソリューションズは北九州での事業基盤もあり、こういったお客様からのご要望をふまえ、強固な地盤や交通の便といった理由からも、このたび北九州市にabsonneのサービス拠点を開設いたしました。

新日鉄住金ソリューションズはNSSOLグループ各社とともに、西日本エリアでもアプリケーション開発から基盤構築、システム保守運用まで数多くの実績を積み重ねてまいりました。今回、お客様の基幹システムなどが必要とするミッションクリティカルな環境としても、災害対策(DR)サイトとしても活用可能なabsonneサービスを新しく加えることによって、東西2拠点でより信頼性と利便性を高めたソリューションの提供を実現します。

新日鉄住金ソリューションズは、これまでシステムインテグレーターとして培ってきた大規模システムの構築・運用ノウハウを活かし、お客様に最適なインフラ環境を提供することで、お客様の高度なニーズに対応した統合的なインフラサービスを実現してまいります。

【エンドースメント】

IDCフロンティアは、新日鉄住金ソリューションズ様の「absonne」が新たな拠点で提供を開始されることを心より歓迎いたします。
この度、提供拠点にご採用いただいたIDCフロンティアの「北九州データセンター(アジアン・フロンティア)」では、「absonne」とIDCフロンティアのパブリッククラウドやデータセンター内システムとの相互接続が可能な環境と、両社が連携したオンサイト運用体制により、お客さまの幅広いニーズに対応が可能です。また、地震・津波などの災害発生リスクも非常に低く、事業継続性に優れた立地により、「absonne」の堅牢で可用性の高いミッションクリティカルな要件にも耐えうるシステムの提供と、お客さまにも安心してお使いいただけるクラウド基盤としてご利用いただけるものと確信しております。
今後も、新日鉄住金ソリューションズ様と共に、ITインフラパートナーとしてワンストップでお客さまの事業の成長に寄与してまいります。

株式会社IDCフロンティア
代表取締役社長 中山 一郎

【補足資料】

absonneの拠点について

新日鉄住金ソリューションズは、国内(2007年開始)、シンガポール(2013年開始)、中国(2014年開始)の各拠点から企業のミッションクリティカル環境向けにabsonneサービスを提供しています。
この度北九州を拠点にしたabsonneは主に以下の点でお客様にご活用頂くことが可能です。

  1. 他拠点と同じアーキテクチャ・サービスを採用し、メインサイトとしてもDRサイトとしても活用可能
  2. 同じデータセンター内でオンプレミス環境や他社クラウドと連携することで、用途に応じたハイブリッドクラウドとして活用可能
  3. 北九州にもエンジニア常駐体制を確保しているため、構築からオンサイト運用までが可能であり、基幹系システムを含めたミッションクリティカル環境で活用可能
北九州にabsonneの新拠点を設立

absonne Enterprise Cloud Service

ミッションクリティカルな環境で利用されることを想定したabsonneは、基幹システムTCOの30%削減、稼働目標99.99%以上、企業の独自環境と連携させたコーポレートハイブリッドインフラとしての運用、の3点を同時に実現します。
既にOracle E-Business SuiteやSAPなどの大規模ERPや独自アプリケーションへの活用など、企業の基幹システムでの多くの実績があります。お客様環境で利用しているIPアドレスの持ち込みや、セキュリティ・ネットワーク機器の仮想アプライアンス化によってお客様毎のきめ細かいセキュリティポリシーを適用できるなど、従来のオンプレミス環境と同等のセキュリティを実現します。また、お客様自身でのデータセンター設備の運用が不要になり、IT担当者のリソースを軽減できます。必要な時に必要なだけ拡張できるので、将来のリソースプランニングをしておかなくてもすばやくサーバやリソースの追加や拡張を行うことができます。

absonne Enterprise Cloud Framework (旧名称NSGRANDIR+)

absonne Enterprise Cloud Serviceで提供されている実績のあるアーキテクチャを用いて、お客様が所有するプライベートクラウド環境を構築します。従来の環境では、部署毎やプロジェクト毎にハードウェアを購入することにより、サイロと呼ばれる状態となり、個別システム管理の非効率が問題になりがちでした。クラウドテクノロジーを用いた統合環境では、必要に応じて仮想サーバを随時追加する運用になり、お客様の資産の有効活用につながります。absonne Enterprise Cloud Frameworkは、absonne Enterprise Cloud Serviceと同じネットワークとシームレスな統合管理も可能で、自社所有から月額利用に移行するまでの暫定措置としての利用も有効です。

  • NS Solutions、及び、NSロゴ、absonne/アブソンヌ、absonne Enterprise Cloud Service、absonne Enterprise Cloud Frameworkは、新日鉄住金ソリューションズ株式会社の登録商標です。
  • 本文中の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

以上