(参考情報) 企業の守るべきセキュリティやコンプライアンス対策を標準化した、企業向け情報基盤クラウド"NSCOCOON"の提供を開始。

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下 新日鉄住金ソリューションズ)は、この度、メール・ポータルを中心とした企業向け情報基盤クラウド"NSCOCOON"(エヌエスコクーン)の提供を開始しました。

企業の情報基盤システムでは、「日々高まるセキュリティやコンプライアンスリスクへの対策」、「EOSL(製品サポート切れ)によるシステム更改対応」、「システム運用の管理負荷増大」、「ミッションクリティカルなシステムへの対応」という課題がありました。

"NSCOCOON"は、企業の守るべきセキュリティやコンプライアンス対策を標準化し、さらに個社ごとのセキュリティ対策レベルに応じた柔軟なカスタマイズが可能なメール・ポータルを中心とした企業向け情報基盤クラウドです。
メールやポータルなどそれぞれの情報基盤システムを個社ごとに保有する場合、個々のシステム改善や更改の検討・実行が毎年のように必要となりますが、本クラウドへアウトソースすることで情報システム部門はその業務負荷から解放されます。さらに、システム障害発生時の原因究明や障害対応も軽減され、情報システム部門の要員をコア業務へ移行できます。

昨今ではメールシステムは、障害が発生すると業務停止に近い状態になるミッションクリティカルなシステムです。本クラウドは可用性の高いシステム構成をとり、専門の運用要員を配置し、障害状況の連絡・対応並びにシステム改善を行い、安全で安定した情報基盤システムを提供いたします。
企業が守るべきセキュリティやコンプライアンスに準拠し、企業向けに設計された情報基盤クラウドを提供することで個社ごとに行う無駄なシステム投資を抑制し、企業の競争力強化に貢献します。

新日鉄住金ソリューションズは、長年のシステムインテグレーションと日本国内での高品質なクラウドサービス"absonne"の展開、大規模な情報基盤サービス運用の実績を持ちます。
現在、日鉄住金テックスエンジ株式会社(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:升光 法行、以下 日鉄住金テックスエンジ)および日鉄住金テクノロジー株式会社(本社:東京都千代田区有楽町、代表取締役社長:中村 良昭 以下 日鉄住金テクノロジー)の2社、各10,000ユーザと2,000ユーザにご利用頂いています。また、日鉄住金テックスエンジでは初回の経営統合である2013年10月の6,000ユーザの利用開始から、2014年10月の7社との経営統合による10,000ユーザへの、円滑な利用規模の拡大を実現しました。

これら企業統合への対応、情報基盤システムの標準化といったノウハウを活かし、企業のセキュリティやコンプライアンス対策の底上げを可能とする、企業向け情報基盤クラウド"NSCOCOON"の一般法人企業への展開を開始致します。コンプライアンス・ガバナンスの統一と情報基盤システムの最適化を目指す企業を中心に、今後3年間で50億円の受注を目指します。

以上