新日鉄住金ソリューションズ、三次元CAD向けにセキュリティ・コスト優位な3DCAD仮想デスクトップパッケージを提供開始

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下新日鉄住金ソリューションズ)は、三次元CAD向けの仮想デスクトップパッケージを2014年2月より提供開始いたしました。

昨今、企業情報の漏洩事故が増大しており、設計データなどの知的財産の保全も含めたセキュリティ対策が求められています。また、製造業を始めとする日本企業の海外進出が進んでおりシステム管理負荷の低減や災害など緊急時の業務継続性を担保するためのディザスタリカバリ対策の必要性が増しております。

このたび、新日鉄住金ソリューションズでは、三次元CADのVDI (Virtual Desktop Infrastructure)利用の検証を進め、従来のワークステーションでの操作性と遜色なく、三次元CADが利用できる仮想デスクトップを実現いたしました。 三次元CAD仮想デスクトップパッケージは、これらの検証結果をもとに構成・設計し、1台のPCサーバに標準で16ユーザ(最大32ユーザ)分の三次元CADを動かすことが可能な構成になっております。 本パッケージを導入することで、セキュリティ向上とデータ管理の信頼性を大幅に改善しつつ、コスト面でも従来のワークステーションの利用に比べシステム管理負荷を低減し、効率的な三次元CADの運用が可能となります。 

新日鉄住金ソリューションズはCAD/PLM分野で20年以上にわたって事業をおこなっており、国内でも数百社の顧客実績があります。また、仮想デスクトップ環境構築においては大規模な実績を多数有しており、エンタープライズ向けデスクトップ仮想化ソリューション"M3DaaS@absonne"を提供しております。今回、CAD分野での業務知見と仮想デスクトップ環境構築の技術知見を組み合わせ、お客様の設計業務における確かなソリューションの提供を可能としました。

新日鉄住金ソリューションズは、今後もCAD/PLMをはじめとする設計開発業務領域において、お客様の業務高度化・効率化に寄与するソリューションの展開を続けてまいります。

以上