アセアンの中核国として発展しているタイの経済成長を背景に、自動車、鉄鋼、電機・精密産業を中心に日系企業のタイへの進出は活況を呈しております。新日鉄住金グループにおいても、本年10月にNippon Steel & Sumikin Galvanizing (Thailand) Co., Ltd.(以下、「NSGT社」)が営業運転を開始しております。
新日鉄住金ソリューションズは、本年3月にThai NSSOLを設立し、NSGT社のシステムの立上げと運用・保守を行うとともに、タイにおける日系企業のシステムニーズのマーケティングを行ってまいりました。
PALSYS社は1996年に設立され、製鉄業向けの生産管理システムをはじめ、タイの日系企業に対するシステム開発・保守に長年携わってまいりました。
今般、PALSYS社からタイでの協業の申し出を受け、タイ人SEを主体にシステム開発実績をもつPALSYS社とThai NSSOLを統合し、NSSOLグループの営業力、技術力とPALSYS社のシステム開発実行力を融合することで、タイにおける事業発展を加速できると考え、日本パルシス社からPALSYS社の株式全部を譲り受けることといたしました。
新日鉄住金ソリューションズは今回の体制強化によって、タイにおける日系企業のシステムニーズに幅広くお応えしてまいります。
以上