クラウディアンのS3オブジェクトストレージ製品Cloudianのパートナーに新日鉄住金ソリューションズが参加

クラウディアン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:太田洋、以下、クラウディアン)と新日鉄住金ソリューションズ株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:謝敷宗敬、以下、新日鉄住金ソリューションズ)は、新日鉄住金ソリューションズがCloudianパートナーとしてS3オブジェクトストレージ製品Cloudian(R)の企業向けサービスの提供を開始したことを発表します。

S3 APIは、Amazon S3(Simple Storage Service)で利用されるインターフェースで、クラウドデータストレージのデファクトスタンダード(事実上の業界標準)インターフェースになっており、効率的なITリソース活用の為には必須の技術となっております。PCに代わってスマートデバイスの企業での活用が進んでおりますが、今後はクラウドとスマートデバイスが連携することによる企業情報システムの一層の進化が期待されます。その中で重要となるクラウド上のデータ保管先として、S3オブジェクトストレージのパッケージソフトウェア製品であるCloudianは、複数の汎用サーバをハードウェアに利用しながら、ペタバイト規模のビッグデータを格納する、拡張性、弾力性、信頼性、経済性を備えたクラウド・オブジェクトストレージを構築できるため、国内外の商用クラウドサービスにおける豊富な採用実績を持っています。また、クラウドサービス事業者だけではなく、企業内でのプライベートクラウド等において使用できる実用性も備えています。

一方、先端技術であるS3オブジェクトストレージをスマートデバイス等で業務に活用していく上では、その開発の困難性やセキュリティの担保など、様々な課題が出てきます。
新日鉄住金ソリューションズでは、昨年4月に企業でのスマートデバイス活用を推進するスマートデバイスソリューションセンターを設置し、HTML5に準拠した次世代端末アプリケーション開発プラットフォーム「hifive」をOSS(オープンソースソフトウェア)として公開するなど、企業向けモバイルソリューションの開発に注力してきました。今後、これらの経験とリソースを活用し、クラウド・オブジェクトストレージとしてのCloudianを基盤としたスマートデバイス向けサービスを提供するとともに、プライベートクラウドやエンタープライズ向けソリューションのオブジェクトストレージとしてCloudianを販売し、技術サポートを提供していきます。

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