コモディティ取引リスク管理パッケージソフトウェア 「Ratispherd(ラティスファード)」を提供開始

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下 新日鉄住金ソリューションズ)は、一般事業法人、商社向けに、コモディティ(エネルギー・非鉄金属・貴金属・穀物 等)の現物取引およびデリバティブ取引の一元管理を可能にするリスク管理パッケージソフトウェア「Ratispherd(ラティスファード)」を開発いたしました。既に、出光興産株式会社、豊田通商株式会社への導入が決定しており、今後、エネルギー・金属・穀物等を取り扱う一般事業法人、商社等への展開を進めてまいります。

コモディティ取引では、対象となる商品価格の変動リスクや為替変動リスクなど多様なリスクが内包されており、一般事業法人、商社においては、現物取引の購入、販売価格の変動リスクをヘッジする目的で、商品先物取引や先物為替予約などのデリバティブ取引を行っています。一方、現物取引に加えデリバティブ取引の統合的なリスク管理(ポジション管理)を適切におこなうためには、システムが必要となりますが、多くの企業では人手による管理に頼っているのが現状です。

新日鉄住金ソリューションズは、長年のシステム開発の経験を基に、コモディティ取引に特化したリスク管理パッケージソフトウェア「Ratispherd(ラティスファード)」を開発し、コモディティ現物取引とそれに付随するデリバティブ取引の一元管理を実現します。
標準化されたシステムにより、1) 正確性を確保したタイムリーなポジション・損益管理、2) 適切な取引リスク管理(現物取引・デリバティブ取引)、3) 属人化を排除し第三者性を担保した内部統制対応、4) 管理業務負荷の軽減・業務効率化をサポート致します。また、マルチランゲージ対応を実現しており、海外拠点における業務対応も可能となります。更には、ドットフランク法、IFRSなどを背景とした取引管理の厳密化への対応も視野に入れた継続的な機能追加を行い、長期に渡り幅広い業務をご支援致します。
パッケージソフトウェアの提供方法は、オンプレミス型(利用企業へのソフトウェア導入)、サービス型(インターネット経由利用)の2パターンを用意しており、お客様のニーズに応じた低価格でのシステム導入が可能となります。

以上