新日鉄住金ソリューションズはE2open社と提携、拠点間および企業間のシームレスな情報連携を実現するクラウド型SCMソリューションの提供を開始

新日鉄住金ソリューションズ株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：謝敷宗敬、以下 新日鉄住金ソリューションズ）は、この度E2open, Inc.（本社：米国カリフォルニア州、CEO：Mark Woodward、以下E2open社）と提携し、自社拠点間および企業間のシームレスな情報連携を実現するクラウド型SCMソリューションの提供を開始します。

新興国を中心とした市場の拡大および生産・調達のグローバルでの水平/垂直分業化に伴い、製造業のサプライチェーンネットワークはより一層複雑度を増しております。これら複雑化したサプライチェーンをコントロールし、コストとリードタイムの最適化を進めていく為には、サプライチェーンを構成する製造拠点・販売拠点などの自社拠点間、および、部品サプライヤや生産委託先さらには3PLを中心としたロジスティックスとの正確かつ迅速な情報共有が非常に重要となっています。

これまで多くの製造業では自社の生産や物流の強化を中心にERPやSCMシステムを導入してきました。しかしサプライチェーンが急速に拡大・複雑化するに従い、拠点や企業の枠を越えたサプライチェーン管理が必須となり、これまで導入したシステムでは完全にはカバーできなくなっています。実際多くの企業ではフォーキャストおよび供給回答の伝達と共有、受発注の変更調整、在庫や物流状況といった情報共有をメールや個別ファイル管理で行っており、拡大・複雑化するサプライチェーン運営上の大きな課題となっています。

このような課題に対し、新日鉄住金ソリューションズはE2open社と提携し、グローバルでのサプライチェーン情報コラボレーションを実現するクラウド型SCMソリューションの提供を開始します。
E2open社のSaaSソリューションは異なるシステムを連携させる為の柔軟な接続性を有しており、その連携データを活用し拠点間・企業間が情報共有と調整を行うことが可能になります。本クラウド型ソリューションを活用することで、サプライチェーン上の関係者が地理・組織・企業の枠を超え正確かつ迅速に情報を共有・調整できる仕組みを、短期間で構築することが可能になります。

新日鉄住金ソリューションズは、これまでも100社を超える製造業向け基幹・SCMシステム導入を行って参りました。これらの経験を通じて培った豊富な業務知見・コンサルティング能力とシステム構築力を最大限発揮し、日本のグローバル製造業に対して短期間での本ソリューションの導入を支援します。

（本提携に関するエンドースメント：E2open社 CEO マーク・ウッドワード）

「E2open社にとって日本は非常に魅力的な市場であり、今回、日本をリードする製造業に高い価値を提供し続けている新日鉄住金ソリューションズとの提携を発表できることを非常に喜んでおります。今後、両社が協業することによって日本のグローバル製造業が、より戦略的かつ効果的にエンド・ツー・エンドのサプライチェーンを管理・実行できるよう貢献していきます。」

NS Solutions、NSロゴは、新日鉄住金ソリューションズ株式会社の登録商標です。
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