第5データセンターが5月1日に開業

~クラウド事業の中核拠点が稼働、夏には次期absonneがサービス開始予定~
新日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区新川二丁目20-15、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下 新日鉄ソリューションズ)は、第5データセンター(東京都三鷹市)の建設を完了し、2012年5月1日にサービスを開始します。

当社は、クラウド・コンピューティングITインフラサービス「absonne(アブソンヌ)」など先進的かつ実用的なサービスを時代に先駆けて提供して参りましたが、今般クラウドサービスの中核拠点として次世代型DCである第5データセンターを開設し、クラウド事業を更に強化して参ります。

当社では、第5データセンターの「信頼性・可用性」と「セキュリティ」を一段と強化し、かつ「ITの高密度化」と「地球環境への配慮」という新しいニーズに応える次世代型DCとすべく、設計・施工を担当した新日鉄エンジニアリング株式会社と共同で建設プロジェクトを推進致しました。そして、昨年7月にはPML(耐震性能*1)1%未満、CASBEE(環境性能*2)Sクラスと第三者機関から最高レベルの認証を受けることができました。

昨年3月の震災以降、データセンターに対する注目度が高まる中、第5データセンターは最先端の免震設備を備え、かつ自家発電機72時間連続稼働と無停止冷却を実現できるDCとして、お客さまからも高い評価をいただいております。また東京都心でPUE1.4以下(*3)を実現できる省エネルギーDCとして、高効率の電気・空調設備を導入するとともに、気流・熱分布状況を想定した様々なシミュレーションと設備の最適運転の検討を積み重ねています。

2012年夏には第5データセンターにおいて次期absonne(アブソンヌ)のサービス開始を予定しています。次期absonneはミッションクリティカル性の強化、シームレス・ハイブリッドクラウド、クラウドSDLC(Software Development Life Cycle)を基本コンセプトとして最新のテクノロジーと企業向けクラウド運用ノウハウを結集したサービスとなります。第5データセンターと次期absonneの連携により、多様化かつ高度化を続けるITインフラ最適化のニーズに対してワンストップでお応えできる最先端の環境をご提供して参ります。

以上