(参考資料)企業向けスマートフォン・システムのライフサイクル・ソリューションを確立/提供

~複数のデバイス規格に対応したスマートフォン開発・運用のコストを半減~
新日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:北川三雄、以下 新日鉄ソリューションズ)は、米国 MobileIron社(本社:米国 カリフォルニア州 CEO:Bob Tinker、以下 MobileIron社)と提携し、企業向けスマートフォン・アプリケーションに関するライフサイクル・ソリューションを確立し、お客様への提供を開始いたしました。

スマートフォンやタブレットPCは、一般消費者向けサービス提供のプラットフォームとして本格的な普及期を迎えています。同時に、企業情報システム構築においても、モビリティを生かした業務上の即応力及び低コストでありながら、優れたプレゼンテーション機能と卓越した操作性などのメリットがあることから、PCの代替、或いは、PCと異なる新たな利用価値を有するものとして、ますます重要なデバイスとなると考えられます。
弊社においても、一般消費者向けのECサイトや企業情報システム向けのスマートフォン・アプリケーションを数多く開発/提供しています。
こうしたシステムの開発・運用においては、速い技術変化の下での新技術/複数の規格に対応したクロスプラットフォームシステム開発の効率化とシステム開発投資の保護及びモバイル環境での利用におけるセキュリティの確保といった課題への対応が求められます。
弊社は、多数のシステム開発経験を踏まえて、

  ・システム開発時におけるクロスプラットフォーム開発フレームワークソリューション
  ・システム運用時におけるモバイルデバイスマネジメントソリューション

からなる、スマートフォンの活用に関するライフサイクル・ソリューションを整備し、お客様に広く提供して参ります。これにより、システム開発から運用迄のトータルコストを最大で50%削減(※)することが可能です。
システム開発時におけるクロスプラットフォーム開発フレームワークとして、米国Appcelerator社のTitaniumMobileやオープンソースプロジェクトのjQuery Mobileを活用し、当社としての開発メソドロジーを整備致しました。結果、iOS、Androidの両環境をサポートした互換性に優れたネイティブ及びHTML5上でのアプリケーション開発標準、クロスプラットフォーム対応の検証済みのソフト部品、3階層フレームワークに基づくアプリケーション機能の柔軟な配置を実現しています。これによりアプリケーション開発の効率化、開発投資の保護が可能です。
また、企業情報システムとしての運用時におけるモバイルデバイスマネジメントソリューションに、MobileIron社のMobileIron VSPを採用しました。MobileIron VSPのデバイスとデータのライフサイクル全般に関する優れた管理機能により、アプリケーションの配信管理等に関わる運用負荷の低減と機器の紛失時等の不正アクセスの防止等のセキュリティ確保を実現すると同時に、スマートフォン利用状況の可視化と回線契約の最適化を図ることができます。更に、弊社のクラウドサービスabsonne(アブソンヌ)上にて本ソリューションを展開することで、お客様がモバイルデバイスマネジメントソリューションを迅速かつ容易に利用できるようになっています。
新日鉄ソリューションズは、スマートフォンの活用に関するライフサイクル・ソリューションにより、お客様のスマートフォン、タブレットPCの利用を強力に支援して参ります。

※ 当社開発、運用費用検証プロジェクトでのモデルケース。

以上