千葉銀行、新日鉄ソリューションズが販売する銀行間取引照合サービスのMisys Interbank Matchingサービスを導入

株式会社千葉銀行(所在地:千葉県千葉市中央区、取締役頭取:佐久間英利、以下千葉銀行)は、新日鉄ソリューションズ株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:北川三雄、以下 新日鉄ソリューションズ)が販売するクラウド型の銀行間取引照合サービス、Misys Interbank Matchingサービスを邦銀として初めて導入し、業務の効率化とコストの削減を実現しました。

金融機関の外国為替取引業務では、取引の執行後にバックオフィスにて取引内容の確認(コンファーム)業務を実施します。特に取引件数が多い銀行間取引においては、当該業務の効率化、コスト削減が大きな課題となっております。

Misys Interbank Matchingサービスは金融機関が持つ既存のSWIFTネットワークを通して、取引確認業務の電子化と効率化を提供するクラウド型のサービスです。本サービスを利用することにより、SWIFT ネットワークで送信及び受信したコンファーメーション電文のコピーが自動的にMisys Interbank Matchingサービスに送信され、利用者は自動照合された結果をインターネット経由でサービスにログインし画面と帳票で確認することができます。

千葉銀行はコンファーム業務でMisys Interbank Matchingと同種の他サービスを利用しておりましたが、次の理由により利用サービスの変更を決定しました。ひとつは他サービスと比較して利用料が低くユーザビリティ(操作性、機能性)が高いことです。ふたつめは本サービスがクラウド型のサービスであり専用の端末やサーバの購入と保守費用が不要なことです。更に、金融系の分野で長年にわたりシステムソリューションを提供してきた新日鉄ソリューションズによる導入サポートの信頼感も選定の大きな要因となりました。

本サービスは、今回千葉銀行が利用を開始した外国為替(MT300)、資金(MT320)以外にも、通貨オプション(MT305/306)等の商品に対応しており、低コスト且つ迅速に利用商品の拡張に対応できる点が長期的なサービス利用の観点でも評価を得ました。

新日鉄ソリューションズは、本採用を契機に、Misys Interbank Matchingサービスを地方銀行を始めとした金融機関を対象に、今後3年の間に12行へ導入する計画です。

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