新日鉄ソリューションズが販売するMisys CMSが外国為替エキゾチックオプション取引に対応

新日鉄ソリューションズ株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:北川三雄、以下新日鉄ソリューションズ)が販売を代理しているMisys Plc社(FTSE:MSY.L)のMisys Confirmation Matching Service (Misys CMS)の金融商品の約定確認サービス(SaaS)が、この度銀行間取引市場における外国為替エキゾチックオプション取引に対応致しました。本サービスはファックス、電話およびEmailによる手作業を削減し、銀行間取引のポストトレードにおける事務処理の自動化、リスク管理の強化に貢献致します。 

為替相場が乱高下を繰り返している金融市場情勢の中、金融機関や事業法人はより慎重に為替リスクをヘッジし、より積極的に為替及び為替オプション取引を行っております。その際の約定執行にかかるリスクとコストの低減、事務負荷の削減が多くの金融機関、事業法人の課題になっております。Misys CMSは取引確認の電子化と効率化への対応をサポートし、ポストトレードの処理コストの低減、さらに競争優位の維持に貢献します。現在、日本で55社、世界で約1,000社の顧客がMisys CMSを利用しています。

今回のリリースにより、既存の外国為替、資金、外国為替オプション、貴金属を含む銀行間の約定確認サービスに加え、プット、コール、エキゾチックを含む、為替系約定確認サービスが追加されます。

金融機関は既存のSWIFTネットワークを通して、外国為替エキゾチックオプション取引の約定確認サービスが利用可能です。本サービスとSWIFTのFinInformサービスを併用することにより、SWIFT ネットワークで送信および受信したコンファーメーション電文が自動的にMisys CMSに送付され、Misys CMSを利用する金融機関はMisys CMSで約定照合の結果を確認できます。

一方、SWIFTに加盟していない事業法人、地域金融機関は既存のNon-SWIFTコンファーメーションサービスにより本サービスを利用できます。

また、SWIFT Service Bureau として認定されたMisys SWIFT Service Bureauが今月中にサービス提供開始する予定となっています。それにより、SWIFTに加盟していない事業法人、地域金融機関はMisys SWIFT Service Bureau を通して、SWIFTネットワークに接続し、本サービスを利用することも可能になります。

以上