協業関係構築に関する基本合意書の締結について

新日鉄ソリューションズ株式会社(代表取締役社長:鈴木繁)と上海宝信ソフトウエア株式会社(会長:王文海)は、このたび両社の協業関係構築に関する基本合意書を締結しました。

両社はこれまでも、日中両国におけるユーザー系ソリューションベンダーとして、相互に情報交換を行う等の交流を進めてまいりました。
今回の提携は、中国市場に進出する日本企業に対するIT面でのサポートをより強化すること、あわせて中国企業向けIT市場の拡大を図ること等を目的として、両社の協力関係を更に強固にするものです。

両社はそれぞれの経営幹部により構成されるステアリングコミッティを作り、共同して具体的な協業分野・事業を検討し、実行に移すこととしております。一昨日東京にて第1回目のステアリングコミッティを鈴木社長、王会長が参加し開催しました。
今回のステアリングコミッティでは具体的な協業項目として、中国進出日本企業向けシステム運用・保守サービス分野での相互協力を行うことで合意しました。詳細は今後検討することとしております。

新日鉄ソリューションズ株式会社は、中国に進出する日本企業をIT面でサポートするため、2002年に中国上海市に子会社(新日鉄軟件)を設立するなど中国事業への取り組みを強化しております。
上海宝信ソフトウエア株式会社は、中国上海ソフト企業最大手として中国企業および日系企業向け業務システム開発を進めるとともに、東京に子会社(日本宝信、2003年1月)を設立し、日本大手IT企業との業務提携、オフショア開発、日本に適したIT技術の導入を進めております。
今回の提携により、両社が強固な関係を築き上げることで、中国のIT市場の発展、日中経済協力の一層の強化に対し、更なる貢献ができるものと確信しております。

以上