製造業を中心とした日系企業の中国進出本格化に伴い、日本-中国間、さらには中国国内の事業拠点を結ぶ通信ネットワークやシステム構築ニーズが急速に高まってきています。中国においては、これらのシステムを構築するための通信インフラが脆弱であり、また、その開通申請手続きは複雑で工期が非常にかかるという状況であるため、通信ネットワークからシステム構築を含めたワンストップサービスのニーズが高まっております。
こうしたニーズにお応えするため、基盤系を中心として各種システム構築や運用保守に実績のある新日鉄ソリューションズと、通信ネットワークやデータセンター運営で実績のあるKDDIが協業し、日系企業のお客様に通信ネットワークやシステム構築のコンサルティング、エンジニアリング、運用保守を含めたトータルソリューションをご提供いたします。
新日鉄ソリューションズは、2002年9月に「中国事業推進班」を設置するとともに、現地子会社として新日鉄軟件(上海)有限公司を設立し、中国に進出する日系企業を対象にシステム構築から運用保守までのシステムライフサイクル全般のサポートを行うべく、体制整備を進めてきました。一方、KDDIは通信ネットワーク構築のコンサルティング、エンジニアリング、データセンター運用保守サービスを提供しており、現在、外資系通信事業者で最大の8都市・地域にオフィスを展開、中国全土で通信ネットワーク構築の実績を持っています。
本協業により、新日鉄ソリューションズとKDDIは両社の実績・ノウハウを共有し、中国事業を展開する日系企業のお客様に対するサポート体制を一層強化してまいります。
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