新日鉄ソリューションズ株式会社と株式会社日本システムディベロップメントの業務提携に関するお知らせ

新日鉄ソリューションズ株式会社(以下「新日鉄ソリューションズ」東証一部 銘柄コード2327)と株式会社日本システムディベロップメント(以下「日本システムディベロップメント」:東証・大証一部 銘柄コード9759)が業務提携に関する協定を締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

【業務提携の項目】
 (1)大型プロジェクトの開発を中心とした両社の協業体制の確立
 (2)「開発ツール・開発支援環境」に関する開発成果の開示・使用許諾及び協業プロジェクトでの活用
 (3)製品供給その他の領域での関係強化

 市場の多様化や競争激化が進む中で、グローバル化や企業グループの競争力強化など、企業の直面する経営課題は複雑さを増してきています。これに呼応しシステムニーズは高度化しており、システムベンダーとしては大型化するシステム開発規模への対応、システム間連携・統合など複雑化するシステム構成への対応、更には開発期間の短工期化への対応などにより、顧客企業への要請に的確・迅速に応えていくことが生き残りのキーになってきています。

 新日鉄ソリューションズと日本システムディベロップメントは、今回、業務提携により連携を強化し、共同してこうした市場ニーズへの対応力を強化することといたしました。両社はいずれも独立系のシステムインテグレーターであり、新日鉄ソリューションズが4,200人、日本システムディベロップメントは3,300人、計7,500人の連結人員を全国規模で保有しており、今回の連携の強化によって動員力の格段の強化を図ります。 両社はこれまで主として金融分野で協業してきましたが、今回の提携によりコアアライアンスパートナーとして産業分野等へも協業を拡大していきます。今回の提携により、開発から保守・運用のシステムライフサイクルの各フェーズで高度化・大規模化する顧客ニーズへの対応力を一段と強化いたします。

 また、新日鉄ソリューションズは、日本システムディベロップメントに対し開発ツール・開発支援環境に関する開発成果を有償にて開示・使用許諾します。本成果は、新日鉄ソリューションズがシステム開発における開発効率の向上、開発品質の安定、プロジェクト管理水準の高度化、遠隔地での開発連携等のために開発してきたものです。両社は今後協業するプロジェクト等においてこの開発成果を積極的に活用していく予定です。両社のSEが共通の開発手法、開発支援環境で開発を実行することで、一層の開発効率と開発品質の向上を狙います。

 両社は、今回の業務提携促進のため、相互出資による資本提携を行います。  資本提携については、新日鉄ソリューションズから3億円、日本システムディベロップメントから1億円の出資を予定しています。又、日本システムディベロップメントは新日鉄ソリューションズから役員を受け入れる予定です。

以上